クトゥルフ・ワールドツアー クトゥルフ・ホラーショウ の感想
参照データ
タイトル | クトゥルフ・ワールドツアー クトゥルフ・ホラーショウ |
発売日 | 2011-01-30 |
販売元 | アークライト |
JANコード | 9784902175073 |
カテゴリ | おもちゃ » カテゴリー別 » ゲーム » テーブルトークRPG |
購入者の感想
コズミックホラーをTRPGとして楽しめるようになっている本シリーズですが、神話生物ではなく一般的なホラー映画に出てくるクリーチャーも基本ルールブックには掲載されています。
元々汎用性のあるBRPシステムですから、そういった映画を参考にすることは容易です。
本書は原作小説の持つ雰囲気よりも、ホラー映画を意識させようとしている部分があります。原作重視の方にはまず合わないでしょう。
選択ルールの「捨て駒キャット」は、死ぬためだけのキャラを用意してその死に様で恐怖を演出しようというものらしいのですが、はっきり言って興ざめです。死ぬと分かっているキャラが死んだところで大して感情移入できず、そのタイミングもプレイヤーが宣言できるため、単なる盾や囮となるアイテムにしかなりません。
逆にホラーショウ独自の狂気表は便利です。プレイヤーと相談の上でこちらを採用しても良いくらいです。
また、現地調達の間に合わせの武器も用意されていますが、こちらは“クトゥルフ2010”のカテゴリー分けと併用して一度整理したほうが良いでしょう。(基本命中率が50%で統一されているのは納得しづらいので)
本書のルールを適用する際には、事前にプレイヤーとキーパー間の合意が必要だと思います。
「捨て駒キャット」はキーパー側からの救済策として、手助けしてくれるNPC扱いで投入することを推奨します。
元々汎用性のあるBRPシステムですから、そういった映画を参考にすることは容易です。
本書は原作小説の持つ雰囲気よりも、ホラー映画を意識させようとしている部分があります。原作重視の方にはまず合わないでしょう。
選択ルールの「捨て駒キャット」は、死ぬためだけのキャラを用意してその死に様で恐怖を演出しようというものらしいのですが、はっきり言って興ざめです。死ぬと分かっているキャラが死んだところで大して感情移入できず、そのタイミングもプレイヤーが宣言できるため、単なる盾や囮となるアイテムにしかなりません。
逆にホラーショウ独自の狂気表は便利です。プレイヤーと相談の上でこちらを採用しても良いくらいです。
また、現地調達の間に合わせの武器も用意されていますが、こちらは“クトゥルフ2010”のカテゴリー分けと併用して一度整理したほうが良いでしょう。(基本命中率が50%で統一されているのは納得しづらいので)
本書のルールを適用する際には、事前にプレイヤーとキーパー間の合意が必要だと思います。
「捨て駒キャット」はキーパー側からの救済策として、手助けしてくれるNPC扱いで投入することを推奨します。