ここまでわかった! 縄文人の植物利用 (歴博フォーラム) の感想
参照データ
タイトル | ここまでわかった! 縄文人の植物利用 (歴博フォーラム) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 新泉社 |
JANコード | 9784787713179 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
土器のミクロ的な解析からこんなにも情報が得られる時代になったことに驚きました。
但し、縄文時代とそんなに違わない山奥の山村で少年時代(昭和30年代)を過ごした
我が身からすると、「集落を形成」するj事は食糧確保の優位性よりは夜間の危険
(ニホンオオカミやイノシシの襲撃とか)からの安全性確保のほうが大事だったん
じゃないのかと思いました(山の夜の怖さは都会に住む人にはわかりにくいでしょう)。
また、ウルシを建材に使ったのも「水に強い」ではなく、「虫除け」のためだったと思います。
自然の中の生活というのは、襲い来るヤブ蚊や毛虫、アブ、はえ、蜂その他の絶え間ない
虫たち大群の攻撃にさらされていますので(1年くらい野宿すると今でもわかります)。
但し、縄文時代とそんなに違わない山奥の山村で少年時代(昭和30年代)を過ごした
我が身からすると、「集落を形成」するj事は食糧確保の優位性よりは夜間の危険
(ニホンオオカミやイノシシの襲撃とか)からの安全性確保のほうが大事だったん
じゃないのかと思いました(山の夜の怖さは都会に住む人にはわかりにくいでしょう)。
また、ウルシを建材に使ったのも「水に強い」ではなく、「虫除け」のためだったと思います。
自然の中の生活というのは、襲い来るヤブ蚊や毛虫、アブ、はえ、蜂その他の絶え間ない
虫たち大群の攻撃にさらされていますので(1年くらい野宿すると今でもわかります)。
国立歴史民族博物館が、第86回歴博フォーラム「ここまでわかった! 縄文人の植物利用」の発表内容を、より広く、わかりやすく伝えることを目的として再構成したもの。ルビあり、ページ下の大きな横書きの見出しは、非常にわかりやすく、利用しやすく、効果的だ。数多い写真・図版も鮮明で美しい。内容は、信頼性抜群の資料として日本だけではなく、世界的に認められるものと思った。小学生高学年なら充分に吸収できるし、高齢者も奥深く楽しめるだろう。内容は☆10個でも足りない。4つにしたのは、表紙のイラストに、内容にふさわしい確実性を期待したいと感じた故である。