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愚かな博麗の巫女の話

魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:21
何故霊夢には母親が居ないのか?
私なりに考えてみた短編小節です。
また途中で放棄したらごめんなさいね(笑)

この記事のまとめ

今さっき見ていたら
一部誤字っていた物がありました( ´゚д゚`)アチャー
大変申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!
(つд;*)


話は変わって。
霊夢と言えば博麗の巫女。博麗の巫女は一人だけでは無い筈。
そして、先祖代々から博麗の巫女が受け継がれていたら………?

レスポンス


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:27
何か感想を頂けると嬉しいです(笑)

3 件のレス

魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:26
愚かな博麗の巫女の話 完


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:26
こうして先代博麗の巫女のお払い棒は
霊夢に受け継がれた。
しかし、このお払い棒が後に
ある下克上により凶器と化すとは
まだ誰も予想しなかった……‐…


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:24
「新しい物を買えばいいじゃない。」
「年代物の方が、妖怪退治がしやすいってもんよ。貸しなさい」
「まあ………いいけどね」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:22
「迷信は信じるもんだぜ。」
「……紫、このお払い棒くれる?」
「あら、使うの?呪われるかもしれないわよ?」
「だから迷信は信じて無いって。妖怪退治に使うだけよ」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:20
「これは………?」
「辛うじて残ったお払い棒よ。魂は思い出に宿るってね」
「このお払い棒に博麗の巫女が………良かったぜ………!!」
「何迷信なんか信じてんのよ。お払い棒に魂なんて宿る訳無いじゃないの」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:17
「ついてきて。」
紫に招かれて、霊夢と魔理沙は後を追った。
人里に着くと、紫はある箱を開けた。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:16
「………紅い花弁。まさか博麗の巫女は」
「喰われたの………?」
「いいえ。博麗の巫女は人里にまだ居るわ。」
「どういう事?」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:14
「……良かった………貴方を……救え……て……」
博麗の巫女は、紅い花弁に包まれて消えた。
子供の泣き声が、何度も人里に響いたが
博麗の巫女には届かなかった…………


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:12
「そうか………まだ私にも情けの心が残って居たのだな。」
博麗の巫女は、一人の子供を救うべく
お払い棒を片手に紅い花弁を舞わせました。
「巫女さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:10
じっと見つめていると………
ある一つの記憶が頭をよぎりました。
「博麗の巫女は、誰に対しても優しく、強くあらないといけないの。優しく、強くあれば人里の皆はきっと貴方を助けてくれる。」
博麗の巫女は、懐かしき記憶に
ふっと笑いました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:07
博麗の巫女は、見捨てようとしました。
これ以上妖怪を敵に回す人間を生かしてはおけない。
博麗の巫女は、子供が喰われそうになるのを、ただじっと見つめていました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:05
何処からか悲鳴が聞こえました。
博麗の巫女は、悲鳴のした方へ走っていくと
「助け……て……」
子供が妖怪に襲われていました。
博麗の巫女は、暫く様子を見ていました。
子供を囮にすれば、妖怪は退治出来る。
子供を助ければ、妖怪に喰われてしまう。
博麗の巫女は………どうするのか。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 18:01
しかし、何処を探してもそれらしき妖怪は居ませんでした。
腹が立ってきた博麗の巫女。
そんな感情を一瞬で消し去る出来事が起こりました。
「きゃああああああああああああ!!!」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:58
ある日の事でした。
博麗の巫女は、食料を調達しに人里へ降りていきました。
いつもと変わらぬ人里。
そんな人里が一変するのは
……本の数十秒だった。
「何よこれ………!!」
人里は、山から降りてきた妖怪によって
完全に変わり果てていました。
博麗の巫女は、犯人を探しに
人里を駆け抜けました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:54
「……これが何故人間嫌いになったのかの理由。」
「今より酷い奴だったのね。人里の奴等は……」
「全く、信じらんないぜ。」
「信じらんないのはこれからよ。そんな人間嫌いな彼女が人間を助ける話をするわ」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:52
泣いて帰ってきた河童を見た博麗の巫女は
どうして傷付いているのかを聞きました。
「人里の人々が、何もしていないのに退治して来たんだ。子供達と遊ぶ事は駄目な事なのかい………?」
河童は涙を堪えながら必死に言いました。
博麗の巫女は、前にもあった事を思い出すと、人里の人々に怒りを覚えました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:48
博麗の巫女が人間を嫌う理由。それは
問答無用で妖怪は善も悪も退治の対象にするからです。
この前、人里の子供達に遊んでくれたお礼をすべく
河童が人里に降りていきました。
河童を見かけた大人は
「河童だ!!絶対何か悪さをするぞ。」
と言って、河童に石を投げ付けました。
石を投げ付けた大人を見た人々は、次々に石を投げ付けました。
「止めて父さん!!河童は何も悪くない!!一緒に遊んでくれただけだよ!!」
子供達が必死に止めましたが、大人達は
河童に石を投げ続けました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:43
「待ってよ。その私のお母さんは何で人間嫌いなのよ」
「そうだな、それ私も気になった」
「それはね………」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:42
人里に降りて来たはいいものの、人間嫌いが祟り
博麗の巫女は人々に話し掛ける事が出来ませんでした。
勿論、人々の方も博麗の巫女に話し掛ける人は居ませんでした。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:40
昔々ある神社に、一人の博麗の巫女が居ました。
博麗の巫女は人間が嫌いで、山奥で神社と共にひっそりと暮らしていました。
人里の人々は、博麗の巫女の事を気味悪がり、依頼を段々としなくなりました。
「これではいけない。私の代で博麗神社を終わらせる訳にはいかない!!」
博麗の巫女は、人里に渋々と降りていきました。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:37
「……どうしても知りたいのかしら?」
「「うん」」
「じゃあ話すわ。これは昔々の話でした……」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:35
「………何でまた」
「いや、魔理沙が聞きたいって言うからね?」
「お前も聞きたい癖に。寝言で母親に会ってるんじゃないか?余りにも知りたくて」
「はあ!?んなわけ無いじゃない!!」
「まあまあ、聞こうぜ。」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:33
「要らないわよ。というかそんな用事で来た訳じゃないの。」
「じゃあ何?」
私の前の博麗の巫女の話を聞きたいの。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:32
紫は今日は人里に出向いていると思う。
霊夢は人里に向かった。
……案の定
「居たわ。紫」
「あら、霊夢。団子食べる?」
そう言って紫は団子を差し出す。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:30
「紫に聞いてみようぜ、きっと何か分かるやも知れん。」
「何でアンタは人の母親に興味津々なのよ………」
霊夢は溜息を吐くと、紫を探しに出かけた。
魔理沙も続いて後を追った。


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:27
「そこまで知ってるんならどんな感じか位分かるだろ?」
「……私が物心がついた時にはもう既に聞ける相手が居なかったのよ」
「いや、聞ける相手なら居ると思うぜ」
「誰に聞くのよ?」


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:25
「何よ。」
霊夢が冷たく返すと魔理沙は
「お前は前にも博麗の巫女って居たんだよな?」
「居るに決まってるじゃない!!私のお母さんだって聞いたわ。」
「なら………」
お前は何で母親がどんな感じだったか知らないんだ?


魂魄幽霊 #43 - 16.04.06 17:22
「なあ、霊夢」
この話は、魔理沙の問いから始まった。


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