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はるかさ #20 - 16.01.23 23:15

はい、適当におもいついたのでやります
これ、主人公最低(自分的)なので気を付けて
まぁ、サドの人間からしたら生ぬるいかも

ある所に一人の妖精がいた
誰にも受け入れられず、誰にも好かれなかったその妖精は、他人から普通の愛や友情を知らずに育った。
だから、妖精は歪んでしまった。毎日吐かれる暴言を愛だと思い込み、毎日向けられる侮蔑の視線を友情だと認識したのだ。そうやって、暴言に、迫害に、差別に、いじめに慣れてしまったその妖精は、それを苦痛とも思わず、全てを笑って許容し受け入れてしまったのだ。
妖精の名前はアヴィナモス。
最弱で最悪の名を背負うもの。


アヴィナモス
能力・不明

こんな素敵な小説書けるなんて凄いです！ファン登録しておきますね！

妹紅「お前……私のことを」
アヴィ「良くは知らないけど。まぁ、いいやここは自己紹介といこう。僕はアヴィナモス。アヴィって呼んでね」

妹紅「くっ……。でも、こんなにたくさん」
？？「おいおい、それはただの差別だろ？僕にそんな酷いことをしろっていうの？」
妹紅「どういう意味だ……」
？？「僕は皆を平等に差別してあげたんだよ。君の言っている不平等な差別じゃなくてね。だから、皆平等に、差別して殺したんだ」
妹紅「意味が分からない……。平等に差別しただと？それに何の意味が」
？？「意味なんて無いよ。生き物をころすのに意味なんて要らない。要るのは殺意だけだ。まぁ、君には分からないだろうね。死の恐怖を知らない、君じゃ」

？？「ん？そりゃ生き物の命は終わらせるべき存在だと思ってるよ」
妹紅「なっ！？」
？？「生きてる者、皆いつか死ぬんだ。だったら僕がそれを摘み取ろうが、寿命で死のうが関係ないと思うけど？」
妹紅「だけど、お前の勝手で殺されて良いものではない！」
？？「勝手って。僕だって食わなきゃ死ぬんだよ？生きるためにやったことなのに何が悪いの？」

妹紅「言ってることが支離滅裂だ……。統一性が無い……。そんな嘘、自分がやったって言ってるようなものだぞ！」
？？「……。まぁ、確かにこの兎たちを殺ったのは僕だよ。さ、これで満足したでしょ。兎鍋でも食べようよ」
妹紅「ふざけているのか……？生き物の命を何だと思ってるんだ」

妹紅「嘘をつくな！じゃあその返り血は何だ！？」
？？「あぁ、これ？これはきっと僕の血だよ。この兎たちがやられてる時に一緒に犯人に出会してやられたんだ」
妹紅「お前……それ本気で言ってるのか…？」

妹紅が火を点けると、そこにほ無数の兎の死体が転がっていた。

妹紅「こ、これは！？」
？？「どうしたのお姉さん。そんな驚いた顔して。まさか兎を見るの初めて？」
妹紅「これ……お前がしたのか……？」
？？「いんや、僕がここに来たときにはこうなってたよ」

妹紅「何って。お前みたいな子供こそこんな所で何してるんだ？」
？？「えぇ、質問を質問で返すなんてひどいなー。まぁ、いいけど。料理してたんだよ」
妹紅「料理？」
？？「あっそうだ。お姉さん火種持ってない？肉が焼けないで困っててさ。辺りも真っ暗で見えないし」
妹紅「火種は無いが、火なら出せる」
？？「えっ！それなら火を点けなくて楽でいいね！火を頂戴！」
妹紅「あ、あぁ」

妹紅「ふぅ。今日も平和な一日だった……」

　妹紅はそう言って夜の竹林を歩く

妹紅「さっさと帰って晩飯作らないと。ん？あれは何だ？人か？」
？？「ん？あれ？お姉さん。こんな所で何してるの？」