潔癖症を治すより潔癖症の本性を暴露する物語。

サブタイトル:「欲望を解放しろ」
または、
「気持ち悪いは気持ちいい」
…といったところでしょうか。


1巻を読んだ時に感じたことは、

心療内科について良く調べられたのだな、
ということ、

その反面、
潔癖症ときれい好きは違うのに城谷の小綺麗な身なりがきれい好きの範囲に留まっているのでは、
と思ったことでした。

城谷の病状行動が型に嵌まっていて(よく取材されてるなに通じる、
)破綻しているように見えなかったので。


1巻同様、
2巻も表紙の誘惑に負けてしまい、
買いましたが、
腹黒瀬が腹を見せているので、
そういう内容だと(笑)。
作品中もほんの少しそれが超・微妙に口角をあげていたり。
(お主も悪よのぉ)

そして黒瀬がついに城谷に
『壁、
ドン!!』展開となってにじり寄って来ます。
(ワクワク)

2巻ではずいぶん城谷が可愛くなっちゃいましたが、
無防備で手付かずで無垢な城谷がもっともっと快感に歪む顔を見てみたいですね。
読者はみな腹黒瀬ですよ。


…どういう結末になるかわかりませんが、
城谷が閉じ込めている欲望を早く黒瀬が解放=治癒=テンカウント目の性交渉?をしてあげられればいいですね。


後天的に患ったものを、
産まれた時から持っている本能、
『性的な快楽』で打ち破る様を早く見せてください、
ということです……