今号の特集は「機動戦闘車の有用性を探る」と題して竹内修氏が鋭く切り込む。準特集も「誌上対決・海兵隊・イスラエル名将列伝」と三本立てとバラエティーに富む。
特集は新採用の<機動戦闘車>を新大綱・新中期防の枠組みのなかでどこに配備し活用するのかを論じる。
集団的自衛権が容認されるとすると大綱も中期防も<新新>とさらに改変されるかもしれないが、
基本ユニットとして「即応機動連隊」が編成され本州と四国に配備する計画はスムーズに実現できるか様々問題があるようだ。
他国の戦闘車(南アのルーイカット、
伊のチェンタウロ、
米のストライカー、
仏のAX-10RC)の運用方針と実態と比較検討は別論文で行われてもよかったのではないか。
荒木雅也氏の「動き始めたANZAC統合両用作戦部隊」の論考がある意味で対応するものになってはいるが。


準特集はお馴染みの「誌上対決-仏ソミュアS35 vs. 独III号戦車」(まあ常識的な結論)。
連載の「各国の海兵隊―10」は「ロシア海軍歩兵-その1」で300年以上の歴史から現状まで。
「イスラエル名将列伝(2)」は6日戦争勝利の立役者でのちには首相となり歴史的なPLOとの和解を企てた故に暗殺された「寡黙な知将イルハク・ラビン」。


「リアルタイムで面白い」と評判の田岡俊次氏の連載論説は「誤解だらけの集団的自衛権論議と困難な邦人保護」。
こうした真っ当な論議ぬきで解釈改憲が行われるのはいかにも問題であろう。
戦地へおくられる自衛隊隊員諸氏の葛藤を想う。


変わったところでは久方ぶりに登場の三野平洋氏の「世界の“生きている”大戦車両を取材する旅」という長いタイトルのPart 1で「英ボービントン戦車博物館」の各種車両案内。


定評あるグラビアでは巻頭の「10式戦車、
第二戦車連隊へ」に付加された90式戦車の整備中のショットが珍しい。
また北欧各国で採用の「CV-90シリーズ戦闘兵車」も冬景色に映えて見ごたえあり。
「レオパルト2の近影」や「陸自懐かしのアメリカ製車両」もよい。


一点疑問は環太平洋共同演習のDAWN BLITZを“ダウン・ブリッツ」と標記するのは何か根拠があるのだろうか。
防衛省HPでも”ドーン・ブリッツ“である。


追記: 本サイト掲載の表紙写真は実物と異なります。
何かの手違いでしょうか。
PANZER (パンツァー) 2014年 07月号 [雑誌]

その他の感想

柔らかくふんわりと仕上がります。
簡潔で非常に読みやすい。
日本の伝統技術を感じる品です
とても気持ちいです!
最高、、、
誤植にご注意ください
高いだけの値打ちはある
私:うぁっ!気持ちわるっ!! (猫は大喜び)
いろいろあるなかで・・・
紅牙タイラバケース
「一般にはまだまだ無名であったたかじん。来てくれたファンに「大きくなって恩返しせなあかん」との思いで歌う一曲一曲に皆さんも間違いなく胸打たれることと思います」
うすくてイメージと大違い
お値段は高いけれど・・・
一つでも印象に残る話があれば、それで良い
DSC-RX100M3 on フォギーA/フォギーB/ソフトクロス with MAGFilter
思った以上に小さい
よく冷えて音も気にならないレベル
男心を刺激する一品
なぜ「リンゴはなんにも言わない」のか?
予約して買いました
履き心地いいですよ。
特別なノート
デザインはいいんですけどねぇ・・・
良いです もっと早く買えばよかった
”軽さ”を選ぶなら。
100点でしょコレ
十分な威力
スタッフ教育用として
納期、製品 ともにとてもよかったですよ
期待ハズレでした。
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