ミドリムシは人類を救うかもしれない
最近は「ユーグレナ」とも呼ばれるミドリムシの話。
今、
この誰もが知っているミドリムシが脚光を浴びている。
それがなぜなのか、
どうすごいのか、
どのように生かせるのか、
について、
やさしく解説した本。


ミドリムシは繊毛運動ができる動物的な単細胞生物である。
しかし、
内部に植物と同じように葉緑体を有しているという特徴がある。
よって、
動物的でありながら光合成ができる。
つまり、
栄養面からみると、
肉と野菜の両方をいっぺんに食べるのと同じ効果をもたらす。
たんぱく質の元になるアミノ酸はひと通り含んでいる上に、
ビタミンやミネラルも豊富なので、
ご飯にミドリムシのふりかけをかけて食べれば、
それで済むそうだ。
家畜のえさや、
養殖魚のえさとしても大変有望である。


こんなにすごいのに、
なぜ今まであまり利用されていなかったのかというと、
人工的に大量生育させることが難しかったからである。
具体的には、
ミドリムシはあまりにも栄養に富んでいるために他の生物が侵入してくるのをどう食い止めるのかが大きな課題として立ちはだかっていた。
しかし、
21世紀に入って、
培養液を工夫することでこの問題をクリアできる方法が見つかり、
一気に可能性が広がった。


しかも、
ミドリムシの用途はそれだけではない。
一番有望なのは、
石油に代わる燃料。
他の藻類にも有望なものがいくつかあって、
それらとも共通するのは、
植物のように細胞壁が無いために燃料への精製が容易であること。
この点では、
とうもろこしやさとうきびを利用するバイオ燃料よりも優位性がある。
しかも、
人間が普段食べている食べ物と競合しない。
他にも、
水質浄化、
二酸化炭素除去、
薬品にも利用できることが紹介されている。


人類は長年にわたって植物の栽培を行ってきたが、
ミドリムシを含む藻類バイオマスの利用に大々的に着手しはじめたのは比較的最近のことであり、
今後この分野が大きく発展することは間違いない。
人類の未来に明るい希望の光を灯す可能性の宝庫だといえる。
ミドリムシ、
凄い。
ミドリムシ大活躍! -小さな生物が創る大きなビジネス- (B&Tブックス)

その他の感想

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色と形が良いです
折にふれて読み直す本です
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