この音楽なくしてまどか☆マギカはなかった。

聴いてみて、
やはりまどか☆マギカは梶浦さんの音楽とセットでこの作品だと実感しました。


タイトルではピンとこなくても、
再生してみると、
「あぁ、
あの場面の曲だ」と浮かんでくる、
一曲一曲印象の強い曲が詰め込まれています。

他のアニメのサウンドトラックとはまた違う、
メッセージ性が強くBGMとしてではなく一つの音楽としても充分に楽しめる内容です。
このメロディメイクの上手さも梶浦さんの魅力の一つでしょうね。


両ディスク冒頭の書き下ろしである「prelude to Act1,2」については、
そのディスクの主な曲の主題を様々な視点で聴ける良いとこどりといったところでしょうか。
1は6分ほどで、
「Sis puella magica!」やさやかのテーマでお馴染み「Decretum」の主題が目立ちますね。
疾走感溢れる場面展開もございます。
2は2分40秒と短いですが、
「Nux Walpurgis」のあの物悲しい主題(11話の最後で流れてましたね)を中心としてとても美しい曲が作り込まれています。


また あした、
and i’m homeやOPEDの両曲ももはや説明不要ですね。
ばっちりフルで収録されています。


こうしてアニメ無しで改めて聴くと、
時にカッコ良く、
時に激しく、
時に神秘的で時に切ない、
美しい音楽たちの数々です。

一通り聴いて、
本編に思いを馳せてはいかがでしょうか。