私的には、0.5歩ずつの山歩き入門。

山ファンにとっては、
憧れの存在、
四角友里さんの新刊。

発売日に入手して早速読了、
、
、
とはいかず。
1週間かけて何度も読み返しました。


感想は、
レビュータイトルの通り「0.5歩ずつの山歩き入門！」という印象。

アウトドア超初心者の私にとっては、
どんな山でも（それは高尾山でも！）やっぱり怖いもの。

スニーカーで行けるよと言われた山へ行ってみて、
足元が不安でガクガクブルブルした私としては
今度は、
ちゃんと自分で調べて、
納得してから行きたい！と思いつつも、

いろんなガイドブックや、
ランドネなどの山雑誌を見ても、
レベルが高すぎて（私にとってはです！）
やっぱり不安がまったく解消されない。
。
。


アルプスとか行ってみたい！とは心のなかで思いつつも、

山歩きを何年もやっている友人に、
ちらっとほのめかすと
レベルの高い話が次々と繰り出され、
「あぁ〜だめだ、
私に山登りなど100万年早い、
、
、
」と
内心挫折。


決して意地悪されているのではなく、
ただただ小心者なだけなのですが
そんな人にでも役に立つ（？）驚きの「山歩き入門」が本書だと思います。


超がつくほどの、
運動音痴だった四角友里さんが、
上高地へと7度に分割して（？）少しずつ目標をレベルアップしていった過程や、
それぞれのギア選びで悩んだこと、
考えたこと。


こんな失敗、
あんな失敗を通じて、
届けてくれるメッセージやノウハウ、
考え方の数々に目からウロコ落ちまくり、
心の重荷が飛び立ちまくりのぎゅーぎゅーに圧縮された200ページ。

そういう意味で1歩ずつというよりも、
0.5歩ずつの山歩き入門という感想を持ちました。


たぶん、
ベテランの方にもたくさん学べる、
参考になるところがいっぱいあると思います。