水平への微調整が必要なときに

manfrotto 雲台 プロフルードミニ雲台 701HDVなどを三脚で使う際の水平を正確にとりたい時の為に買いました。

以前FLM LB60 レベリングベース　ドイツ製というのを購入し、
コンパクトで軽くて気に入ってはいるのですが、
やはり自由調整式だと、
微調整がなかなか難しい時もあり、
それが出来そうなコレを購入した次第です。


三脚側、
雲台側それぞれが独立して回転し、
それぞれにロックレバーがついています。

アングル調整は水準器横についているアングルロックレバーを緩め、
反対側のネジダイヤルを回転させる事によって角度が変わっていく仕組みです。


思ったよりは扱いやすいのですが、
気になった事が２点。


１点目は上下それぞれについている回転台。

説明書にも、
ここの説明文にも特に記述はないのですが、
どうも油圧です。
あるいは違っているかもしれませんが、
回転させた感じそのものは油圧のそれです。

それ自体はまぁいい事なのですが、
それぞれのロックレバーは、
「閉める⇔緩める」のみでテンションの調整までは出来ません。

じっくり調整するのには適しているのですが、
コレのせいで自由に動かせるタイプのレベラーよりセットするのに時間はかかるでしょう。

諸刃の剣ですね。


２点目は１点目に付随するのですが、
三脚面、
雲台面それぞれのロック機構。

雲台側は見ての通りコルクになっていますから、
取り付ける時に雲台をグッと回せばそれ相応に保持力はあるのですが、
回転台の粘度があるので雲台をパンさせる時にネジ部分から緩む事もしばしば。

下の三脚側も同様ですが、
三脚で雲台ロック機構を持っているものも多いため、
下側はまぁ良しとしても、
だからこそ上側の雲台面にロック機構が欲しかったなと。