便利さ◎、見た目あと一歩

食器を置くスペースの限られている我が家は、
和洋どちらにも使えそうなシンプルな白食器で統一している。

このたび、
夫の嫁入り道具(？)だった丼を割ってしまい、
新たに丼としてもボウルとしても使えるものを探していた。


通常、
洋食器のボウルは容量が少なすぎて、
丼として使うには小さいが、
これは合格。

かといって、
大きすぎないので、
冷蔵庫にこのまま入れておくにも場所を取り過ぎない。

しかも、
電子レンジはもちろん、
オーブンまでいける。

そして私にとって一番助かったのは、
この軽さである。
夫の陶器丼の半分の軽さであった。
この薄さもうれしい。

強化ガラスで割れにくいし、
お値段も安い。

調理前の切った野菜を入れておいたりなど、
調理用のボウルとしても使っている。


いいことづくめだが、
それでも、
買うかどうか悩んだのは、
この不細工な見た目である。

食器に直径と高さの黄金比があるとすれば、
この商品はそれを無視して、
妙な高さがある。
形だけ見れば、
風呂屋の洗面器のようだ。

また、
写真でもうすうす気づいてはいたが、
届いてみてガッカリしたのが、
表面の質感。
プラスチックと言われれば信じてしまうような、
安っぽさが漂っている。
同じ強化ガラスでも、
ヤマザキ春のパン祭りの方が見栄えがするのは何故だろう。


返品するか数時間悩んだが、
結局、
実用性の高さに負けた。

そして、
あまりにも便利なので、
もう手放せなくなった。


ちなみに、
「耐熱温度差:150度」しか書いてないのが不親切だと思う。

耐熱温度差とは高温にしたガラスを水中に投入して急冷させた時、
破損に耐えうる温度差のことらしいのだが、
消費者が知りたいのはオーブンの設定が何度までOKか、
ではないだろうか。

コレールの英語サイトを調べたところ、
300度だそうです。