生田春月さんの随筆ですのでご注意を

なんと聖書を読めるのかと大喜びしたのですが（勝手な思い込みですが）、
生田春月さんという詩人の方の聖書について触れた随筆です。

その点、
ご注意ください。

私のような、
おっちょこちょいが出ないように、
商品説明にその点を明示したほうがいいと思うのですが…（2012年11月4日時点では商品説明に何ら明示されておりません）。


この本を印刷版からデジタル版へ変換したボランティアの方のご苦労を思うと大変に心苦しいのですが、
星３つにいたします。


極めて短い文章です。


念のため、
冒頭部分を引用しておきます。


「今日来て見ると、
Ｋさんの書卓（デスク）の上に、
ついぞ見なれぬ褐色のきたない三六版ほどの厚い書物（ほん）が載っていた。
「先生、
それは何です？」と訊くと、
「まあ見たまえ」と、
ワイルドの『デ・プロフンディス』や、
Ｋさんの大好きなスウィンバアンやアーサア・シモンズの詩集の下から引出して、
僕の手に渡してくれた。
見るといかにも古色蒼然たるものだ。
全部厚革で、
製本はひどく堅牢だ。
革はところどころはげたり、
すりむけたりしている。
縁も煤けている。
何だかこう漁師町の娘でも見るような気がする。
意外に軽い。
」

「化学のわかる科学者」さんから、
ギデオン協会のものをはじめ、
無料で読める聖書が複数あることをコメント欄でご教示いただきました。

「化学のわかる科学者」さん、
本当にありがとうございました。