「写真にはないアングルで新しい体験を提供する」諏訪敦のインタビューより

最初の美術展の広告が素晴らしくアートなのです。

表紙をめくると冒頭「〜暁〜　中島健太　油絵展」の広告で、
魅力的な女性の絵「FROZEN TIME」が大きいサイズで登場し目を奪われました。

他にも「根付と小品彫刻展」や「ルーシー・リーとハンス・コパー展」の広告も大変美しいですし、
裏表紙の「小杉小二郎展」も同様です。
（本文に特集あり）

今月のトップランナーに諏訪敦が登場、
本号購入の一番の動機です。

「流れる時間（とき）を描くー肖像画「山本美香」を巡ってー」（ｐ15〜18）、
「恵理子」に続く不在の人を描く事について語ります。

「・・・写真にはないアングルで新しい体験を提供しなければなりません」と語る諏訪さん、
大げさで私ごときが言うのは不遜かもしれませんがこの画家と同時代を生きることの幸せを強く感じました。


工芸特集の10月号、
その世界が不得手な故上手に紹介できずすみません・・・。


P.S.
今度是非、
阿寒在住の彫刻家瀧口政満を取り上げてほしいですね！