患者に関わる全てのスタッフに読んでもらいたい

本の内容は、
疾患別に理解しておくべき事項がコンパクトにまとめてあり読みやすいので、
一冊購入しておけば、
疾患と栄養とリハビリの関連性について理解できる本です。
私は、
最初、
「リハビリテ―ション栄養」という著者の本を購入しましたが、
内容は、
こちらの方が役にたつ感じです。

　リハビリテーション栄養が患者のために機能するためには、
管理栄養士やリハ専門職だけが理解しておけば良いことではなく、
Ｄｒをはじめ患者に関わる全てのスタッフが認識し共有しておくことが必要と思われます。

　十分な栄養が摂取されてないと十分なリハビリ効果がえらないという当たり前のことが、
今まで、
教育不足からＯＴ、
ＰＴにあまり理解されずにリハビリが実施されてきた現実に対して反省と栄養という新たな視点からリハビリを考え直すことができる一冊です。

　しかし、
ＯＴ，ＰＴには栄養の知識は未熟であり、
管理栄養士などに頼らざる得ないのが現実なのではないでしょうか？まだ、
始まったばかりとのことなので、
今後、
ＮＳＴ専門療法士などがリーダシップをとって研究と実績が進むことを願います。