自分の身は自分で守らなければいけない日本社会を知ること

サラリーマンで労働法を知らない方が多いと思いますが
この本を読むと知らないと損することが分かると思います。


自己主張が苦手な日本人は会社の思うままに
動かされて当然という意識があります。


でも、
労働法を知っていれば、
自分で自分の身を守り
会社の体質さえ変えることができます。


もちろん、
そのためには勇気と覚悟と決断が必要ですが
助けてくれる「コミュニティ・ユニオン」などの
労働組合の全国組織などがあります。


今の会社の体制不満を持っている方や、

労働基準法に反し過酷な労働を強いられている
方は一度会社外の労働組合や労働基準監督署に相談
することをお勧めします。


私も経営者側ですが、
この本を読んで
多くの気づきがありました。


・メモは証拠として法的効力をもつ
・労働時間は着替える時間とか朝礼の時間、

　片付けや掃除をさせるなど、
会社が居残りを
　させているような時間も参入されている
・サービス残業は簡単に取り返せる。

・一日の８時間を超えた労働時間分は
　25％増し、
深夜22時から朝5時までは
　プラス25％増し。

・有給休暇は入社してから半年の時点で
　10間与えられる
・言うだけで有給は取れる
・求職届の出すポイントは医者の診断書を持っていくこと
・月に60時間以上も残業させられるて病気になったと
　したら労災として扱われる可能性が高い
・実際に給料を決めるのは、
労働契約じゃなく就業規則
・退職届は撤回することができる
・解雇の話を持ち出されたときは、
会社が違法行為を
　していると思って間違いない
・解雇の理由が正当なものでなければ、
解雇を無効に
　させたり、
賠償金を支払わせたりすることができる

と、
こんなことができると思っている労働者は
少ないのではないのでしょうか？