「携帯用眼鏡」ということで、かなり小さめです

他の商品と一緒に注文しましたが、
Amazonの箱を開けた時の第一印象は「すごく小さいな」ということでした。

ケースに「携帯用眼鏡（老眼用）」と書かれてある通り、
これはケースごとバッグやポケットに入れて持ち歩くためのもので、
コンパクトさゆえに眼鏡としては使いにくいところがあります。


レンズ部の材質はアクリル樹脂、
テンプル（柄の部分）はポリカーボネート製、
ケースは柔らかいポリプロピレン製で、
パッケージに日の丸が描かれている通り日本製です。

眼鏡本体は１２ｇと軽量で、
ケースに入れても３１グラムですから、
持ち歩くにはそんなに邪魔になりません。

レンズ部の縦幅は最大２４ミリですが、
狭い部分は２２ミリと百円硬貨と同じくらいで、
視野範囲は狭いです。

幅１３０ミリとありますが柄を開いたテンプル（こめかみ）の辺りは１２５ミリほどで、
額が広めな私にはちょっときつく、
しばらくするとコメカミが痛くなってきます。

見た目には子供用のオモチャの眼鏡をかけている感じでしょうか。

窓からの外光が横から入るとレンズの内側で反射するので、
昼間は使いにくいです。

横から見るとレンズの両端と鼻に当たる中央部が半円形の出っ張りになっているので、
レンズ部を下にして置いてもレンズが傷つかないようになっています。

鼻当ての部分は凹（へこ）みになっているだけで、
他の方のレビューにもある通りエッジが当たって痛いので、
耐水サンド・ペーパーに水を付けてその部分を磨きました。


私は歳をとってから辞書などの細かい文字が見にくくなり、
これまではアクリル・レンズの大型ルーペを使っていました。

でもルーペだと片手がふさがるので辞書を引くには不向きだし、
本を読むのもずっとルーペを持っていると腕が疲れます。

先日団地の管理事務所に行ったら「弱・中・強」の簡易型老眼鏡３本セットが置いてあり、
試してみたら「弱」で丁度良く細かい文字も読めるので、
初めて老眼鏡を使ってみる気になりました。

「老眼鏡」というと初めての方は抵抗があるかもしれませんが、
本や新聞を読むための「リーディング・グラス」と考えればルーペよりも実用的です。