眠くはなりませんが活用法はあります

神山純一氏がプロデュースしたCDを数枚持っていますが、
これはそのどれよりも眠くなりません。

「The Star」や「The Aurora」の方が美しいし、
心が落ち着いて自然と眠りに誘われます。


眠りに特化したアルバム・タイトルのため、
逆にある種の限定されたリスナー向けだと思われて
しまうのではないでしょうか。


こういった睡眠系の音楽にデパスやハルシオンの代わりを期待するのは酷です。


しかし導入剤という薬品も「麻酔」ではないので必ず眠れるわけではありません。
せいぜい背中
を押す、
肩を叩く程度なわけです。
本質的には精神安定剤なわけですから。

だからあまり期待感が強すぎると却って緊張が高まって、
せっかくの効果が薄れてしまいます。

それはクスリでも音楽でも同じだと思います。

ちょっとしたうたた寝のBGM程度の気持ちで静かに流しておきましょう。
それで少しでも心が
落ち着けばお薬を服用した時と同様に「眠る準備ができた」ということです。


マイケル・ジャクソンさんは麻酔で眠りに落ちていたそうですが（同時にそれで命を落としなさっ
た）、
音楽や我々が入手可能な薬品は麻酔ほどの効力は当然無いのですから、
いきなりぐ〜すかピ〜zzz
とはいかないでしょう。


それでも車で再生すると同乗者は概ね寝てしまいます。
お喋りが煩い女性などには大変都合が良く、

なおかつ運転者である自分は眠くならない。
これも一つの使い方だと思います。


催眠にかかりやすい人？は自分で運転中に聴かない方が良いでしょう。


2014/1.8 追記：ぐっすり眠りたければSlow Wave Sleep (Delta Wavesをお勧めします。
私の場合、
これは効きすぎるくらい効きました。