Paul McCartney OUT THERE JAPAN!

これを永久保存版と言わずして、
他に何と言うべきか。

ポール・マッカートニー11年ぶりの来日に合わせた特集号ですが、
表紙からポールです。
しかも、
最新のライブ写真！
ページをめくれば、
ニューアルバムの広告に、
今回のジャパン・ツアーの広告が並ぶし、
おまけにビートルズのBBCライブのCDの広告まで収まっているのだから、
それだけで言うことはありません。

特集では、
来日直前の「アウト・ゼアー」ツアーの１万字レポートに、
最新インタビューと続くので、
2013年のポールが丸ごと収められている感が強くあります。

各界の著名人が選ぶポールの１曲は、
まあご愛嬌というか、
オリジナルはどこから引っぱってきたんでしょうね。

そして、
ビートルズBBCライブについて松村雄策氏のテキストが載っているという、
もう本当にこれだけで十分手に入れる価値のある１冊です。
本当に久しぶりにロッキング・オンを買ってしまったし、
それで決して後悔させませんね。

ポールと言えば未だに「元ビートルズ」という肩書をつけられてしまいがちな日本ですが、
ここに載せられているのは紛れもない2013年の71歳になった、
でもバリバリにロックしているポールなんです。
そんな人をリアルタイムで見て、
聴いてということができるのは、
本当に奇跡というか、
レジェンドを目の当たりにしているようです。


洋楽をある特定のミュージシャンのものしか聴かなくなって久しいので、
最近の洋楽事情は良くわかっていません。
この号の他の記事のミュージシャンたちについては、
ご容赦を。

そう言えば、
ジミヘンについて何か書いてあったなあ。