旬の料理人

ジビエコース料理一皿一皿のきれいな写真が巻頭をかざる、
ジビエに対する有馬シェフの熱い思いがあふれる本です。

パッソ・ア・パッソに行くと有馬シェフは料理についてたくさんしゃべってくれますが、
その何倍も語ってくれています。
パッソ・ア・パッソをオープン当時、
食材輸入業者から送られてくるジビエはくさかったということまでカミングアウトされています。

有馬シェフは、
食材にこだわることで有名ですが、
ジビエも日本の「旬」の食材としておいしく料理するために、
猟師さんとの関係まで大切にされていることがわかります。

レシピ集も出されたようで、
有馬シェフ自身が「旬」の料理人ですね。