坂口恭平の新境地
とりあえずオススメ。
アツアツホカホカの坂口恭平の新たな傑作です。
この熱が冷めないうちに書いてみる。


自分の坂口恭平の個人的な評価は、
「すごく“マツリゴト(政、
祭、
祀)”が上手いひと」である。

レイヤー思考でも独立国家でも態度経済でもなんでも、
そこが出発点になっている気がする。
人助けに躍起になって国まで作っちゃったり、
河川敷のおじさんのノウハウと思考に驚嘆したり、
思いついたら即実行してみたり、
本を書いて踊りまくったり、
こんなに真剣に“マツリゴト”に取り組める人はそういないだろう。
そしてそのすべてが周りの人間を惹き込み巻き込み遠くへと連れ去って行く。
僕は過去の偉大な藝術家を通す前にこの人を介して真のマツリを知った気がする。
それもつい二年前のことだ。
当然それ以前にも多くの“マツリビト”を媒体越しに見てきた。
お金かけてすんごいことやってんなーとか、
面白い技術持ってんなーとか。
それらのマツリビトと坂口恭平の決定的に違ったところは、
彼の作る神輿が言語だということ。
祭囃子は彼の歌、
踊りは思考と態度経済、
篝火は躁鬱の火花だ。
坂口恭平という現象そのものがマツリゴトなのである。
こういう人は本当に希少だと思う。
そして本書におけるサカグチマツリの開催場は、
この現実となっている。

タイトルに現実脱出論とあるが、
本書は逃避のためのノウハウ本ではない。
我々が曖昧に共有する「現実くん」との関係を一度見直すことで硬直化した関係から脱出する。
ヤな奴から逃れるのではなく付き合い方を探る。
そういった意味での脱出を探った本だ。

こうしたテーマは坂口恭平の全作品全行動に共通したものなので、
独立国家のつくりかたや近著徘徊タクシーにも共通項は当然認められるだろう。
あるいはそれらの著作も含めた自らの作品群を総括した作者が改めて「現実くん、
こんにちは」というつもりで書いた本なのかもしれない。
現実脱出論 (講談社現代新書)

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