反日報道の数々とその目的を詳述

本書では朝日新聞は勿論ですが、
その他の国内・海外メディアなども交え、

反日的な言論を俯瞰的に説明されていました。


まず自身の東京都知事選に関連しての偏向報道について。

著者の支持者は穏当な表現でも「保守派」と一括りにされることが多いですが、

その支持層を「ネット右翼」とレッテル貼りするマスコミのおかしさについて
解説されていました。

この中では特にテレビ朝日と田原総一郎氏が露骨な印象操作をしていました。

他のメディアも当初は泡沫候補扱いしていた著者が６１万票を獲得したことは周知の通りです。

（余談ですが、
現在の東京都知事がトップ当選されたことについて、

選挙の公正性を疑う動画を最近目にしました。
真偽のほどは明らかではないですが、

日本の選挙制度というか投開票の方法にも問題があるやもしれません。
）

次いで特定秘密保護法案や集団的自衛権に関する朝日新聞の偏向報道について。

特に集団的自衛権に関しては凄いものがあります。

今年６月１５日のコラム「日曜に想う」という、
ノルマンディ上陸作戦７０周年記念式典に招かれたドイツのメルケル首相を羨み、

これに比して日本を批判する記事がありました。

しかし、
それはドイツが戦後、
国際紛争の解決に積極的な役割を果たし、

時にはアフガニスタンにおいて５５人もの犠牲を出すような（いわば軍事的な）貢献をしたからであるにもかかわらず、

日本の集団的自衛権にすら反対する朝日新聞がそれそ羨むのはどうみても論理破綻です。

翌１６日の一面記事は他メディアも取り上げるところとなりましたが、

安倍首相が集団的自衛権行使の事例としてあげている、

朝鮮半島有事で避難する日本人を乗せた米艦隊を自衛隊が守るという状況について
朝日新聞は「日米間で一度協議されたものの、
最終的には米側に断られた」と報じました。

これについて翌１７日に防衛省の辰巳報道官が記者会見で朝日新聞の当該記事の内容を明確に否定したことで、

ご記憶にある方も多いと思います。