心に訴えかけてくる巻

やす子のシゴキ、
國陵との再会となる和歌山合同合宿前半までを丁寧に話が進んでいきます。

大きな大会などはありませんが、
あさひなぐの最も魅力的な部分「ひたむきさ」「一生懸命さ」がひとつひとつ心に伝わって来ます。


特に100話のラストの「負けない−−−−−−今、
あの子の目に、
私はちゃんと、
映っているだろうか」という独白。
ページをめくる手を止めて見入ってしまいました。
なぜ、
そのような独白につながったかは本書を読んでいただくとして、
私は心を打たれ感動してしまいました。

また、
101話の「あんたは"勇敢"なんやな。
」というセリフも心に響いてきます。


部活でも仕事でもそうですが、
自分はこんなにひたむきに一つに打ち込だか（打ち込んでいるか）、
勇敢に前に足を進められているのか、
マンガの途中巻ながらに、
大きな問いかけを受けたように感じました。


余談ですが、
東京都港区で開催される国体競技会はなぎなたでして、
イメージキャラクターに「あさひなぐ」が選ばれていました。