当たるも八卦、外れるも八卦
経済学をかじったジャーナリストによる、
恣意的に切り取られた期間の統計を元にした未来図です。
イギリスの経済誌が編集した割りに欧米各国の分析は少ない。

経済力の比較にはPPPを採用。
これはなかなか恣意的な選択です。
購買力平価は通貨の強い国の購買力を低く表示する。
経済学者はこれがすきなのが不思議です。
実務家には何の意味も無いんですけどね。

それから、
統計の基礎数値には為替レートも含まれるが、
これがいつのどんな数字か不明。
PPPの算出にも必要なことなのに。
どうも、
ここらへん、
新興国の可能性を極大化し欧米と日本の未来を極小化しようという編集意図が透けて見えます。
さて、
誰に読ませるためでしょう。
まあ、
日本語の本だからこういう、
悲観主義がすきで格好をつけたいインテリ向けか。

一方で、
政治に関しては割りとまとも。
まあ、
政治は学問ではなく、
現実なのでジャーナリスティックに書いても変なイデオロギーにかぶれていない限りそこそこ読めるものになる。
例外もありますが。


個々の章ごとにレビューを書くのはいささか面倒なので、
いくつか疑問を感じたところだけ。

「第7章地球は本当に温暖化するか」。
題からして疑問形、
いや、
問いかけているのかな。

二酸化炭素の排出が温暖化の主因、
というのはよく言われるところだが、
やはりそれどまり。
なぜ、
二酸化炭素の固定化、
あるいは人工光合成の可能性に触れないのかな。
根底からシナリオが崩壊するからだろうか。
そこら辺、
環境原理主義のにおいがする。


「第16章次なる科学」。
生物学が次の花形というのは慧眼。
でもそれは当たり前とも言える。
それから中国が科学大国になるかというテーマにはノーとのこと。
これも正しい。
ただ、
ソ連のように思想の自由は無くてもノーベル賞はそこそこ取れるもの。
それに日本を例にあげているが、
権威に遠慮して新奇なアイデアが育たないというのも実はどこの国でもあること。
日本なら教授に嫌われればよその大学に移って好きに研究ができる。
この20年、
日本からは化学や生物で10人近いノーベル賞学者が輩出した。
それも権威主義の牙城、
東大はゼロ。
要は、
新天地を求めて得られれば良い。
研究の芽はつまれないのだ。
アメリカやイギリスでも実は大して違いは無い。
2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する

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