普通の爪の人にはおすすめ（追記あり）

爪を切る仕事をしています。

ニッパータイプと書かれていますが、
爪を切るはさみと考えた方が良いです。


純粋なニッパータイプとのちがいは以下の通りです。

良い点
・刃先の細かいぎざぎざの加工により、
爪をしっかり噛んで切ってくれます。
滑りません。

・ニッパータイプは爪を一気に切るとつめの湾曲を圧迫して痛みが出ることがありますが、
ゆっくり切れていくのでそれがありません。

・力を入れると徐々に切れていくので意図したカーブを描いて切ることが出来ます。
ニッパータイプなら細かくパチパチ切る必要があります。

・徐々に切れていくので、
ニッパータイプのように切れた爪が飛び散ることがありません。
使った後の掃除が楽です。


悪い点
・老人や爪水虫に多い、
硬く肥厚した爪は刃が薄いので力負けします。

・刃がやや繊細なので、
長い期間使った場合切れ味が落ちる可能性があります。


まだ短期間しか使っていませんが、
欠点は普通の爪を切る一般の方々にはあまり関係ない部分ですので、
一度使ってみると爪きりのイメージが変わる良品だと思います。

以上2012.05.13

【追記】2014.08.07
2年使ったのでひとつ買い増ししました。

新品と2年使ったものを比べると、
握りのばねがやや弱くなり、
切れ味も少し落ちていますが実用上はあまり問題ありません。

使用中に新たに気づいたことは、
はさみに類するものは通常、
利き手で持って切るのは簡単ですが、
利き手でない手で持って切るのは訓練されていないとなかなか難しいものです。

しかしこの爪切りでは利き手でなくとも特に問題なく切れます。
自分の利き手の爪を切る時、
この点は有用です。
これも、
刃の切れ味がよいことと、
刃先の特殊加工によるものでしょう。