「森から出て世界へ」
ピアノの森、
待望の第24巻です。
文字通り一年振りの販売となったピアノの森24巻ですが、
まず表紙が素晴らしい。
今迄の表紙とは趣の異なる演奏シーンが美しい色彩にのせられて、
この一冊の特別が読む前から分かります。
23巻までの流れの中にいくつもの光があり、
今巻はそれら光の連続を集約したような一冊になっています。
ピアノの森は、
本当に人を救う作品ですね。
この作品に何度も救われてきて、
今回もまた同じような光を感じました。
ショパンコンクールという舞台の中に、
様々な思い、
様々な関係があり、
特に連載初期からの関係にあってカイと雨宮、
カイと阿字野先生の対話にはこみあげるものがありました。
アダムスキ、
雨宮、
阿字野、
パン・ウェイと続いた人の光の連続に、
今巻ではついにカイの演奏を、
カイの光を読む事が出来ます。
内容については詳しく書きませんが、
この一冊は初めから終わりまでカイのファイナルを書いています。
一色さんの書く演奏の心象風景、
感情の変遷とは奏者ごとに描写が異なり、
テンションの持っていき方が異なっていて、
ショパンコンクールでの雨宮修平の演奏には彼の成長を読む事、
それを訊く人の喜びと焦燥を読む事ができたし、
パンウェイの演奏には解放された魂の自由を読む事ができました。
実際に音を訊く事ができないからこそ聞こえる音のようなもの、
音楽のようなもの、
感じる光のようなものがある。
それは一色さんの手腕によるところで、
おそらく表現に最も苦労されている部分でもあると思います。
そういう意味にあって、
カイの演奏がどのようなものになるのか、
この作品全体の演奏のピークになるのか、
そういう視点で24巻を読まれる方も多いと思います。
これまでのコンテスタントが読む人の心を救うような演奏をしてきたため、
カイへの期待ももちろん大きい。
パンウェイの演奏後消えない余韻、
照明のトラブルが彼の演奏にどう影響するのか、
一次、
二次と人々に訊かせたカイにしかできない演奏を、
生きるコンテストに乗せたピアノの音をどう広げていくか、
カイの表現の一つの達成を読む事ができ、
読者は聴衆の一人として演奏に運ばれます。
表題である「ピアノの森」という意味をカイの演奏に聴く事ができる。
第24巻だけでなく、
作品全体としての完成度に圧倒されます。
特筆すべき限定版について。
その他の感想
以前のモデルと比べると..
PSE MARKの無い 満充電しない充電器
残念な本でした
加藤和彦の魅力が詰まった傑作
エンジンいじり初心者なら持っておくべき。この本でボアアップが出来ました!
立ってくれない・・・
まだ使っていませんが、
スチロール樹脂が可燃性なのが懸念点
軸を選ばず、ジェットストリームの書き味を求めるなら願ってもない商品
ファンタジー作品ではないですw
絆創膏ではこれが一番
脚周りにハンマーは?
ワールドコート!
家つくりに夢をあたえてくれる本
データ化しない人にも
懐かしい、音と振動がいいです。
おしゃれで実用的、かつ多目的に使えます。
歩いた感じが素足に少し近く軽快です
短編集だけに
ロッシがんばれ。
アマの地学マニアとして気になる1冊
miniでも内容が濃い!
薬剤師のスキルアップには必修
バッテリのもちが悪い
紙の単行本持ってます。
ナンパな文体に硬派な内容
致命的欠陥あり