アマチュア無線がちゃんと聞こえます

アマチュア無線をやる方はSSBの操作性が気になると思うので載せておきます。

SSBの受信はバンドを設定した後USBまたはLSBに切り替えて、
ダイヤルを合わせます。

ダイヤルは1KHzステップになっていて、
SSB信号をなるべく自然の音に近づけたら、
次にBFOつまみを回して周波数を微調整します。

このBFOつまみの径が小さいのでなかなかすっきりした音になりませんが、
コツさえわかればゼロインできます。

PLLなので周波数は結構安定しています。


受信音はAGCの時定数が小さいのでフカフカした感じで聞こえます。
SSB用には考慮されていないようです。

ダイヤルの1KHzステップの切り替えでチャタリングがあるため、
キャリア信号があると「ピョピョピョ」という具合に聞こえて聞き苦しいです。

マニュアルでは数字キーで周波数指定をするように勧めているので文句は言えませんが、
SSBを数字キーってどういう使い方？
アンテナはロッドアンテナでもそこそこ聞こえてきますが、
周囲の機器（TV etc.）のノイズが入り、
外部に同調アンテナを接続すると、
フルスケールになるくらい高感度になります。

アンテナ感度が3段階に切り替えられるので、
その時は感度を下げて使用します。

帯域幅が5KHzなので混信があり、
通信機に比べると弱い信号は何となくノイズに埋もれて聞こえなくなります。


自局のモニターに使えるかどうか試してみましたが、
アンテナ感度を下げても電波が強すぎて、
音がひずんでしまいました。

オンエアの確認ならできますが、
音質のモニターには不向きなようです。

リモート運用のモニターには最適です。

消費電力が少ないので、
ローカルQSOのいわゆる狸ワッチ用にも最適ではないかと思います。

とにかくアマチュア無線がちゃんと聞こえるのは楽しみを広げてくれるラジオです。