人生と働き方を教えてくれる本です

伊奈食品工業会長の塚越寛さんの書いた「幸せになる生き方、
働き方」を読みました。
年輪経営を実行している塚越さんの生き方、
働き方をわかりやすく、
まとめた本です。
9つの章からなっており、
第1章の「人生とはいかなるものか」、
第2章「人はどう生きるべきか」第3章「人生を充実させるコツ」では人の生き方（生きるうえで心がけておきたいこと）を述べ、
第4章「働くものが心得るべきこと」、
第5章「いい仕事をするためのコツ」、
第6章「いい会社、
正しい会社」、
第7章「会社の本来あるべき姿とは」、
第8章「経営は年輪を重ねるがごとく」では会社のあり方、
そしてそこで働く人たちの心構え、
会社の経営者がしてはならないこと、
目指さなければならないものを実体験に即して述べられ、
第9章では「郷土・社会・国家のために」と国のあり方についてまで持論を紹介しています。


内容を少し紹介します。
人は人生には限りがあるということを人は往々にして忘れてしまい、
ダラダラと過ごして時間を無駄にしてしまったり、
潜在能力をフルに発揮せずに手を抜いてしまったりします。


また人生の歩み方が「末広がり」であることが重要であるともいっています。
お金の絶対量ではなく「末広がりの状態」によって人は幸福を感じることができるのです。
「人の役にたつ幸せ」もあります。
己の欲求を満たす「我利」ではなく「利他」の精神で働きましょう。
人生は不思議なもので、
いずれ必ずブーメランのように幸せが自分に返ってきます。


また会社のあり方では次のように言っています。