「ジャーナリストの仕事とは何か」を考えさせられる
綿密な粘り強い調査と、
さまざまな人物への取材、
鋭い洞察力によって書かれた記事--記者を目指す人にとっては必読書ではないだろうか。

著者である毎日新聞の日野行介記者が飛ばしてきた数々のスクープの裏側もわかり、
震災を扱った深刻な内容ではあるが、
読み物としてはグイグイ引き込まれ、
興味深く読んだ。

それと同時に、
権力の監視がどれほど大切か、
また、
市井の人間にとって(特に原発事故の被害者にとって)、
日野記者が届けた情報がいかに大切であったのか、
改めて深く思い知らされる。


帯の「国は味方だと思っていた」という言葉は、
多くの被災者の心を代弁しているのではないだろうか。

国が「わたし」の味方である、
と思える状態は、
つまり、
「国」=「わたし」であると信じることのできる環境--平和がゆえに鈍感な人のみである。

ある日突然、
「わたし」が少数側にまわったとき、
国はどのように切り捨てていくのか、
そのあざとさを
この本では徹底的に追い、
詳らかにしている。


原発事故報道は、
どこに眼差しを向けるかによって全く立ち位置が変わる。

歴史的強者の作りだす《事実》に寄り添う報道を「ジャーナリズム」と呼ぶのなら、
我々は歴史に何も学んでいない。

被害者の側に立ち、
権力を徹底して監視するジャーナリストがまだいる、
ということが、
一縷の望みだ。
読み終えて、
そのように思った。
福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞 (岩波新書)

その他の感想

耐久性に難ありか
タルタル感
とっても良いです。すごく面白い!
親も使ってしまう
やさしい
すべては繋がった
エコロジーと資本主義の融合
とてもキレイになる!
確かに薄いが…。
そこそこの物でとりあえずテレビ台が欲しい方にはコスパが高いと思います。
簡単・キレイ♪
走るのが好き!が伝わってくる
唯一の無線とじA4無地
栞復活!!栞復活!!!!
凄く攻撃的なAlbumになっています!ノリノリです
一長一短あるけど
ふわふわ、シャカシャカです
11歳娘が購入しました。
固くてコシが強い自分には最適
ゆるさ半減
やっと出ました、実写忍者アクションドラマの金字塔がココにあります!!
大きさ重さが丁度良い
合格点
これは確かに貼り付けづらい!
歴史の背景、人間関係の機微が分かる
当時のものとしてはGOOD
横幅せまめで包み込む感じ
凄い楽になりました。 睡眠に悩んでるなら 一回試したほうが良いですよ
もっと沢山種類があるといいのに!
口まわりが汚れやすい
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