結果を出すための知識や技術が得られる本は数あれど、その源泉となる姿勢をも伝える本書は貴重。

本書のタイトルには聞き覚えのある方も多いであろう。

興味を引かれた私は、
まさに本書のねらい通り、
うまくはまってしまっていた。

そして本書を読み終えると、
明日から元気に頑張ろう！と背中を押してくれました。


本書では色んな方のニーズを発見し、
応えるヒントが満載である。

全編にわたり、
相手を想って行動するという著者の生き方が感じ取れる。

もちろん、
著者の取り組まれている研究、
医療がどのようにして達成されたか、

そのために必要な知識や技術については、
生体肝移植の「今」を知ることに大いに役立つ。


さらに本書の最も貴重な部分は、
そのような結果を生み出すための自らの姿勢や大切にしていることや、

上司や周囲の人間とのかかわり方について赤裸々に書かれている点が特に参考になる。

私は医者ではないが、
非常に臨場感のある内容となっており、

顧客だけでなく社内の人間関係に悪戦苦闘している私のようなサラリーマンにも使える考え方だと思う。

まず自らにイノベーションを起こす！と頑張れる一冊です。


ぜひ、
ご一読を。