新しい時代の幕開け、新しい常識の始まり

クォンタムタッチのヒーリング手法の原理は、
引き寄せの法則(『エイブラハムとの対話』シリーズ参照)であり、
意識の在り方が外界に物理的に影響を及ぼすというこの世の性質を利用したものである。


そして、
あらゆるヒーリングは、
実は引き寄せの法則を根本原理としており、
また、
これ以外に原理はない。


したがって、
今回クォンタムタッチ２とされているが、
その原理はクォンタムタッチ１と何も変わらない。


ただ、
今回の２の価値は何かと言えば、
クォンタムタッチの応用例が豊富なことであろう。
１では単に骨格が正常化するとか、
腰の痛みを軽減する、
という程度のものであったが(それはそれで素晴らしいが)、
今回は、
脳機能の正常化だとか、
アスリートや俳優のパフォーマンスを高めるとか、
感情的トラウマを癒すだとか、
およそ人間として生きて活動するうえで関係するであろうあらゆる営みに応用ができる可能性があるということを、
豊富な事例とともに示す内容となっている。


既存の常識のなかで、
小さく縮こまって窮屈に生きていく人生に甘んじている人間ならともかく、
もっと自由に、
もっと本来的に、
もっと楽しく、
もっと宇宙の摩訶不思議に感動しながら、
もっとわくわくときめいて生きていきたいと願う、
少年少女のような自然な感性を少しでも持ち合わせている人にとっては、
計り知れない価値をもったレポートになるにちがいない。
はっきり言って、
訳がどうとか、
本のサイズがどうとか言ってる場合ではない。
ちなみに、
私個人的には、
文字の大きさだとか、
翻訳の質だとか、
本の大きさだとか、
批判するほどの不具合は感じていないどころか、
持ち運びに便利でありがたくすら思っている。


そんなことよりも、
既成概念にしがみついた、
凝り固まって老化しきった頭でっかちの多い世間に対して、
このような革新的で最先端で非常識なことを公表するこの筆者の勇気と謙虚さと誠実さと賢さに感銘を受けずにはいられない。