遊び心満載！で「黄金比率なみるくてぃ」な1枚でした。

　まずは表題の1曲目「恋はみるくてぃ」ですが
楽曲については電子音、
シンセ音、
主体で構成されていました。

　高音で刻まれているリズム隊も1990年代~2000年代風、

「ロマサガ2」か「ロマサガ3」辺りを彷彿とさせていて
それが郷愁感を演出、
醸し出していて
「おっさんホイホイ」な作曲に思えました。

　そこに主役の2人の、
歌声と台詞が加わると、

これはもう無敵！で脱帽モノな1曲でした。


　歌詞だけ読むと、
やや電波ソング的な2曲目
「アップルパイ・ア・ラ・モード」は、
ノリの良いリズム、
心地良い低音、

電子音が、
2人の声質と相まっており、
予想外に良曲でした。


　各曲のインスト版収録はごく一般的ですが、

私自身が千枚単位で所有しているCDライブラリ内でも
ボーカルオンリー版を収録しているCDはほぼ皆無に近いので
5曲目の「恋はみるくてぃ (Only Vocal Ver.) 」は新鮮に思えました。

　ただし、
歌声単体だと、
リップノイズ、
フィルター、
補正が強い、

気になる印象があるので、
コレは楽曲とのセットで聴くべきかと。

あくまでも台詞部分。
次にコーラスや、
和声を楽しむ事の出来る
おまけとして考えればよろしいかと思われます。

(「恋はみるくてぃ(TV版)」が6曲目として収録されていれば、

なお良かったと思います。
)

・ややシュールな作風でありながら、
キュートさも同居している
不思議なMUSIC VIDEOを収録したDVD。
(BDであれぱ完璧でした)
・ポーズの違いが楽しめる裏表紙ジャケット。

・2人が「ミルクティのカップ内側から、
浮き上がって見えるセル表紙。

・意外なところに隠れている歌詞印刷
といった感じで。
おもちゃ箱風、
色々な仕掛け満載な
まさに「黄金比率のみるくてぃ」な1枚でした。