旧作同様のワクワク感が蘇りキレ味も冴え渡る!
著者のマルコム・グラッドウェル氏は、
もはや自分のファンが自分の作品に何を期待しているかを的確に分かっているのだろう。
テーマ設定からしてそれは始まっている。
特に売れたのは前作の『天才』だと思うが、
それ同様、
独自の切り口と斬新な事例の抽出、
掘り下げすぎない解釈と、
なにより胸躍りワクワクしながらページをめくらずにはいられない展開と結論付け。
この人の本は本当に読んでいて楽しい。
キング・オブ・ポップであるマイケル・ジャクソンの曲を聞いているかのように。

登場したエピソードをひとつだけ紹介すると、
フランス絵画界に革命を起こした印象派のルノアールやモネ、
ピサロ、
セザンヌ、
ドガたちがいかにして栄光を勝ち取ったか。
それを著者はただのサクセスストーリーの美談で片付けない。
彼はそれを、
超一流大学のトップ20%に入ることと、
二流大学のトップ5%にいることとを比較することと同列に扱い、
ひとつの仮説と結論を導き出している。
このようなテイストが、
矢継ぎ早にいくつもいくつも30〜50ページ前後ずつ次々と紹介される。

最後に、
タイトルに関して僕は読み終えたあとしっくり来なかったので、
僭越ながらその理由と僕が適しているであろうタイトルを申し上げたい。
タイトルは『逆転』でなく『番狂わせ』の方がいい。
もちろん原著のまま『ダビデとゴリアテ』ならなおいい。
理由は、
この一冊を通して語られているなかに、
“実際”に不利な状況から巻き返したエピソードはひとつも登場しないからだ。
むしろ“実際”は弱くも分が悪くもないが、
一見そう映ってしまう状況を、
ただ単に、
やはり勝つべく者が勝つスカッとするエピソードたちは決して『逆転』とは言わない。
世紀の『番狂わせ』はいつのときも、
振り返れば、
必然的に起こるべくして起きているのだ。

あ〜今作も超たのしかった!!
逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密

その他の感想

20代のうちにこの本に出会えてよかった!
子供達のリクエストで買いました
現役機ではないけれど
良好です。昔から白いタミヤパテがほしいと思っていた・・・
チョットおもちゃっぽいですが愛用します♪
これしかないです
読んで聞いてもらったよ~
殆どつかわなかった
値段的には満足
最高のドラマCD
海外出張先で便利で安心
すばらしい本です
ちょっと異質なシチュエーションだけど、愛はある!
バイクにつけっぱなし
デイトナ ヘットライト・ON/OFFスイッチ
すごく良い。
なくし物の多い子どもの鍵用
ハムスターには不向きでした^^;
HEARTS OF IRON3 FTM購入してみて
一般向けの『論考』解説書としては最高レベルの一冊
大ヒット映画がさらに楽しめる
とてもリーズナブル
久々にフルで聞いたCD
煌びやかな謎と闇の気配に牽引され……
販売者によって商品が異なります!
新品の鍋なので剥がれましたが、メーカーがすぐに交換対応してくれました。
アンプとCDプレイヤーのインシュレーターとして使っています、おすすめです。
シリーズ全巻持っている人の復習用にお薦め
本の方がよいです。
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