アフリカを知るに役立った。
南スーダンへ長期の出張することが決まってから何冊か関連する書籍を探した。
最初に買ったのはスーダンに関する写真集で、
川原尚行氏という在スーダン日本大使館の元医務官を務めていた方が作成したものだった。
川原氏は医務官の任期終了後に日本に戻り、
スーダン時代に経験した同国の医療水準の劣悪さが忘れられず、
個人の資格でスーダンに(南スーダンに)戻った人である。


 そしてこの本であるが、
この本の所在を知ってから、
幾つかの本屋を探してみたが見つからず、
やっぱりアマゾン・コムに注文して買った。
これは、
日本のアフリカに対する興味を暗示しているようで、
著者が述べている、
アフリカは日本の新聞の記事になりにくい、
ということと符合しているな、
と思った。


 これは密度の濃い読み応えのある本である。
アフリカ全体を知る上で有益であったことはもちろん、
日本のアフリカに関する報道が何に拠るものかを、
取りようによっては自分の属する新聞社の批判とも思える事例をひいて率直に述べてくれたことに敬意を表したい。
更に何よりもアフリカに対するまなざしの温かいことと、
冷静な観察と的確な批評により状況を正確に知ることができたと思っている。
 
 この本の中で注目した記述と、
それに対する意見を紙面の都合もあるので二つ述べる。


1. 日本のメディアの報道と外交政策についての所感。

スーダンのダルフールの紛争やジンバブエの紛争について、
英国やアメリカの同国に対する態度を見据えてから報道し始めるメディアについて意見を述べている。
それに言及して、
日本の外交についての記述が興味を引いた。
即ち、
このような日本の反応は、
「反応的国家」というのだそうだ。
その特徴は二つある、
一つは、
独自の外交を行う力を持ちながら実際には主導権を発揮することができないこと、
もう一つは、
外圧に答えることで一貫性と系統性を欠きながら政策を変化させていく、
ということである。

私が思うに、
「反応国家」の短所を見事に表しているのが、
靖国神社参拝に対する政府の態度と、
北朝鮮に攫われた人達を取り返せない弱腰の外交である。
長所は、
アメリカへの追随と核の傘の下のおける経済発展だったのだろう、
これが長所と言えるかどうかは分からないが。


2.
日本人のためのアフリカ入門 (ちくま新書)

その他の感想

とってもいい!
次の巻も期待!!
ド直球のボディコピーに、射抜かれました
ドラマ化して欲しい
殆ど内容のない肩透かしな便乗本
返品。再購入
タオルやベッドシーツに使用
1発始動。ちょー満足。
すばらしい、の一言
快適かつ美しい
謝罪の王様 BR
試験前にいいよ
不満も多々あるけれど、エンタメ小説としては及第点
最高。ただただ最高。
課金制、始めました。
この価格でこの機能はスゴイです。
神々の使者 ヤクザ天狗見参!
安い割にしっかりしている。
これから良さがわかります。
安い速い自由度が高い
読み易い本ですが、紹介されているパジャマのサイズが・・
トイレの輪じみには超有効!
Lサイズ,NK購入
値引き価格前提で
底クオリティの極み
おしゃれですが
きちんと使えました
奇跡の人
モデル体型ではないので合いませんでした。
充実、満足の4曲!!
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