バンダイ久々の‘オーパーツ’的キット

あくまでも私見ですが、
バンダイが久々に放つ‘オーパーツ’的キットです。

旧シリーズの1/60、
MGの1/35を経て今回1/48スケールとなりましたがナイスな選択です。

(恐らく価格的にもこのサイズがリリース限界だと思うのですが良い結果となっています。
)
これまでのパトレイバーシリーズと違い、
映画プロップが存在するので半スケールキット言っても良いでしょう。

1/48のキットにこれでもかっと言った具合にモールドが入っています。

特に出色はコクピットが本当に狭く正に“鳥小屋”。
コクピット側面にも計器類がびっしりモールディングされていて思わずニヤリと…(笑)　制作時に楽しい気分にさせれくれますよ。

1/48ですのでハセガワ、
田宮のエアモデルから整備士のキットを持ってくれば簡単ビネット風にも出来ますね。
私は今回、
これに合わせて田宮の傑作機シリーズNo107「アメリカ海軍航空隊パイロット・モトタグセット」を購入しました。


キット構成はランナー６枚。
内、
Aランナーはバンダイお得意のシステムインジェクションです(今は言い方が変わっているかもしれませんね。
多色成形とかシステムインジェクション等表現が変わりますので中年モデラーにはついていけません(笑))
それにメッキされた桜の御門のランナー、
ポリパーツです。

シール類は色補完用のホイルシール、
「警視庁」等のナンバリングシールが付属しますが…なんとテトロンシールの他に同構成のデカールまで用意されている本気っぷりです。


制作に関しては挟み込みのパーツが多いですので塗装する際は忍耐の作業となるでしょう。

週末モデラーの私はパイロットフィギュア等は塗装せずにガシガシ組んでホイルシールの必要な部分とアクチュエーター等をラッカーorエナメル系でちゃちゃっと塗っています(現在、
作業中でのレビューです)。
完成しない病に陥るより精神衛生上この方がよいのです。
特に週末モデラーですので。


３枚のランナー構成の黒いパーツは最近バンダイ製品で扱われるヌルつく、
毛羽立つ例の柔らかいプラ製です。