悪いとこを見つける方がむずかしい。

作者はこの作品をとてもよく見ていると思います。

おそらく、
何度も何度も原作やアニメを見返していることでしょう。


でないとこのクオリティは無理です、
一年間に一度の発行ですがかなり絵に手が込んでいて、
そして
ストーリーもとてもよく絶妙に組み合わされていて文句のつけようがありません。

この出来上がりでは一年かかっても、
いんや二年かかっても難しいです。
完全に作者の才能ですね。

いつも軽くこの言葉を使いませんがこの人は漫画に関しては「天才」だと思います。


小説をすでに読んでいますが細かいところ良く見てるんですよね。

「伽藍の洞」。
当時では荒耶宗蓮の名前が出てきてもピンとこずに見流したのですが、

それを見逃さずにしっかりといれたり、
その時の表現具合がとてもいい。
橙子さんの聞こえてないところで言うところがいい。

たぶん、
こいつは何言ってんだと思ってるかもしれませんが、
ファンとしてはこういう些細なところをしっかり描いてくれるのは
とっても嬉しいんですよｗ

アニメは抽象的でとてもわかりずらく、
小説では挿絵がなくてなかなかうまく想像できなかったこの「伽藍の洞」。

原作を知ってるならこの四巻だけでも手に取ってみてはいかがでしょうか？
僕の予想ですがこの四巻が気に入った人はいつの間にか家の中に一、
二、
三巻が家の中にあることでしょう。