隙のないマルチツール

前モデルのP4には色々な場面で助けられた。

新型のPS4ではハサミがついたことで、

日常使う便利ツールとしてさらに隙のない構成になったと思う。

ちょっとした工具、
あるいは文具としてはもちろん、

簡易グルーミング＆エチケットキットにもなる。

ニードルノーズプライヤーは毛抜きとして使うに充分な精度で、

コシのないビクトリノックス（クラシック等）のピンセットより使いやすい。

爪を切るのはクラシックのハサミの方がやりやすく、
切り口がキレイですが。


スイスアーミーナイフもレザーマンツールとはまた別の味があって甲乙付けがたいけれども、

重さが気にならない（クラシック：21g　PS4：57g）のならPS4をお奨めする。

パンク修理、
アクセサリー補修、
固く締まった蓋の開閉、

鉄線やタイラップの締め付けと切断…etc.
プライヤーとワイヤーカッターがないと出来ないことがたくさんある。


ただし、
いいことばかりでもない。


PS4（P4も）のヤスリは、
ハンドルに収納している状態でも側面のギザギザが露出している。

ナイフの背面もこれまたソリッドなので、
場合によっては他のキーホルダーを傷つけてしまう。

P4を使いはじめ頃、
隣に付けていたガジェットのプラハンドルが
ふと気づいたらガタガタになっていた経験がある。

近くに配置する物の素材や携帯の仕方を工夫すればどうにでもなるのだけれど、

もう少し角の処理を何とかしてくれないもんかと思う。