机上の議論より、実際に歩いた者だけが得るものとは・・・納得。
19世紀半ば、
大西洋から太平洋へ抜ける北西航路を求めてカナダ北辺の氷海に向かい、
ジョン・フランクリンを隊長とする探検隊が北極圏で消息を絶った。
129人全員が北極圏のどこかで命を落としたという。
この調査結果、
原因究明は既にいろいろなされており、
小説にもなっている。
生き延びるため、
死んだ仲間を食べるカニバリズムも行われた。
全滅はせず、
イヌイットの人々から”アグルーカ(大股で歩く男)“と呼ばれる生き残りがいたともいわれる・・・。
本書は、
日本の探検隊がわざわざ歩いてその足跡をたどった、
極寒の北極圏を1600キロ踏破した記録である。
目的はフランクリン探検隊の遭難ルートをたどることである。
資料を読んでいるだけでは得られない視角や問題が、
実際に歩くことで見えてくることがある。
同行の北極冒険家・萩田泰永もノンフィクション作家・冒険家・角幡唯介も典型的なこのタイプであろう。
彼らは自力でソリを引き、
氷海上を1600キロ歩くのである。
この間の詳細な状況は是非お読みになって、
その大変な諸々を想像してください・・・靴下を6重に履いても凍傷にかかり、
唇にできたヘルペスで”つらら“ができる等々。
しかし、
著者の筆致には悲惨さなどは皆無である。
2人ともに、
今や”北極バカ“なんであろう。
目的地が近づくとともに、
旅はますます過酷になってゆく。
しかし、
それとともにフランクリン探検隊が残した謎に著者の考察も核心に近づいてゆく。
イギリス人、
カナダ人の研究報告から始まった探求の焦点は、
地元イヌイットの人たちの目撃証言や伝承、
彼らの見解へと移ってゆく・・・フランクリン探検隊に詳しいイヌイットの男性がいう「こんな遠くまで来る者はほとんどいない」と・・・極寒の北極圏を1600キロ踏破してきた必要と意味があったのだ!
本書を読んでいると”極地探検“には、
男たちの心を虜にする魅力があることが伝わってくる。
アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社文庫)

その他の感想

思っているほどコンパクトじゃないけど、
ヘビーメタル・バイブル
圧倒的能力!
かわいい癒やされる
「英文ライティングのための実践英文法」をよんで
端子が斜めに歪んで加工されていたため、幅が合わずコネクターに刺さらない
はまっている状態なら面白いかも
便利情報大全
語彙学習の全貌がわかる
結構正確ですよ!
暗い街「90059」の大通り
試みとしては良い。成功しているかどうかは別。
タッチ・パネル対応は指先までキチンと入るサイズがベスト。暖かさは良好
意外と火あぶりしても強いです。
刃数が多いのが裏目に
形がピッタリで良いけど。
わくわくします!
少し残念…
心配していた程太すぎず、満足です
豆がキレイで丁寧な焙煎
北海道が大好きになる
ダメもとで購入シタガ・・・・・・・・。
樹脂製パーツを別売りしてほしい
インパクト大です(・ω・)ノ
2ミリ芯の比較
軽くて暖かく、申し分なし!
可愛いアナ
写真通りの美品
惜しい感じ
耐久性には欠けます。
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