1960年代から80年代の歌謡曲の世界を網羅し俯瞰して眺めた本
堅いイメージがする岩波新書から、
読みやすく多くの人を魅了する本が出版されたのは朗報でした。
昭和の歌謡史に興味がある者にとっては、
どのページの記載も興味を覚えますし、
筆者の前後の世代の方もまた懐かしんでもらえる内容が目白押しでしょう。
興味あるエピソードを満載している本書の価値は大変高いと感じました。
巻末のリストも有用です。


多くの歌手を登場させ、
ヒット曲を丹念にもれなく紹介しています。
作曲家、
作詞家、
編曲家の紹介も詳しく、
本書は「日本歌謡曲史」というジャンルがあれば底本になるような色彩を帯びています。
「歌は世につれ、
世は歌につれ」と言う言葉通り、
時代の空気を表すような歌謡曲が存在していました。
高度成長の歩みとともに庶民の生活に歌謡曲は無くてはならないものでした。


「1970年代はニューミュージックが誕生〜発展〜定着した10年間」と位置付けていましたが、
106ページに書かれているように、
「フォーク」が「フォーク/ロック」となり、
70年代半ばに「ニューミュージック」として落ち着くことになる、
という流れのほうがしっくりときます。


sus4やaugなどのコード記号を本文に取り入れたり、
音名を付けたりと工夫してありました。
なお、
細かいことで1点。
52ページの後ろから2行目の♪このまどべに♪の「に」の音は「シ」ではなく「ソ」の誤植ですね。


本書の内容です。
戦前・戦後の歌謡曲 和製ポップスへの道 1960年代(新たなシーンの幕開け、
カヴァーからのはじまり、
青春という新機軸、
ビート革命とアレンジ革命、
新しい演歌の夜明け) 歌謡曲黄金時代 1970年代(歌謡曲の王道、
アイドル・ポップスの誕生、
豊饒なる演歌の世界、
阿久悠の時代) 変貌進化する歌謡曲 1980年代(シティ・ポップスの確立、
演歌〜AOR歌謡の潮流、
アイドルの時代) 90代年の萌芽 ダンス・ビート歌謡
歌謡曲――時代を彩った歌たち (岩波新書)

その他の感想

柔らかくしっかりつかめます。
サービス精神に溢れたダブステップアルバム
やったー新作!
落ち着いたブラウンが素敵
これはお買い得
スパイスから作る!初心者にはとても分かりやすく役立つ本!!
材料費
釣りで使ってます。クーラーに入りきらないデカい青物が釣れた時用。
かつての日本人の精神に触れる最高の書
内容とても充実、十分な読み応え!
素晴らしい!感動です\(^_^)/
孫の為に
ぬるいかな~
素人脱出に役立つ必須知識。
家族での大量消費には最適
十分明るいが、リモコンに注意
快適性と幸福を求めた先にあるものはネガティブな感情
100円のステンレスたわしなのにしっかりしています
試してみたけど・・・
見やすくて、わかりやすい!
大人が見ても楽しめる
サムス・アランが好きだ。
synergyの方が(ファイル転送以外では)高機能
明るい所で、手持ちでご使用ください。
ずっと通年購入しています
小学生の女の子にプレゼントしました。
なぜだか安いクロ。でも家庭でこそ便利なことこの上なし。
ヘッド部のネジが6本余ります。寸法狂ってます。
運転が楽しくなります
読むなキケン!!!
戻る