（バレ有）展開が早すぎ、農薬散布機だったくせにダスティ強すぎ（笑）

カーズと違ってプレーンズは賛否両論になってますが、
映画を観てようやく納得。


カーズの物語がゆっくりと展開していたのに比べてこっちはとにかく急ぎ足で、
納得いかない点も多いです。

一番気になった所は練習したとはいえ、
レース経験もないただの農薬散布機ダスティが強すぎること。

序盤でスピード出し過ぎるとエンジンが怒れる云々叱られてたので何かの複線かと思ってたのにそんなこともなくアッサリと予選を乗り越える。

曲がりなりにも他のレース用機体だって練習は怠らずしてるだろうに、
それらをろくに練習もしてなかったであろう天才ダスティがぶっちぎって予選突破。
序盤から主人公補正がかかりすぎで思わず笑ってしまう。

秘密あり気な専属コーチもこれといって特別なレース機体じゃないのに優秀すぎませんかね・・・

開き直れば玩具催促用の映画だし、
農薬散布機が初出場でドタバタあって優勝、
ハッピーエンド！といったご都合主義の展開が子どもには受けるので仕方がないといえば仕方がない。

ツッコミどころは多いですが、
ディズニー監修だから突っ込むだけ野暮でしょうねｗ
高所恐怖症等、
工夫すれば面白くなりそうな要素は多かったのに、
全部アッサリ解決しちゃうダスティ君マジ最強

せっかく吹き替えの声優陣が豪華で上手い人がそろってるのに、
なぜ主役のダスティだけここまで棒なんだろう。

観てる途中で何度か字幕に変えようかとも思ったくらいだけど、
酷いのが「ダスティだけ」なのでそういうわけにもいかず・・・

プレーンズの中でキャラクターが派手に動いてる所を見るだけで面白かったのですが、
単調なストーリーには少しガッカリさせられましたね。

自分もグッズは欲しくなったので催促用の映画としてはバッチリですが、
映画単体として評価するなら物足りないといったところです。

どうしても前作と比べてしまうので、
カーズを観てない人は先にこっちから観たほうがいいかと思います。