行きたい気持ちにさせない、稀有な本

本屋でペラペラと立ち読み。
そもそも、
著者のブログで「Amazonの予約件数が重要だから、

皆さん事前注文をお願いします！」とさすが電通マンらしい阿漕な喧伝があり、
実物が
上梓されるのを楽しみにしていました（当然この時点では予約せず）。


そして現物とご対面したわけですが…
内容は他のレビューにあるとおり、
文章力ゼロのブログ調。

通読する気にならず、
パラパラめくるも、
並ぶのはウホ〜っといった
アラレちゃんレベルな文章表現と、
成人病まっしぐらの自慢話ばかり。

その店に行ってみたいという高揚感や期待感よりも、
何か下世話なゴシップ
雑誌を読んでいるような低俗な浅ましさ、
さもしさを感じます。

店側にとっては、
マイナスになるんではなかろうか？

またまた著者ブログを拝見するに、
食べ歩き仲間を集めての出発記念パーティー
が盛大に行われ、
お身内ブログでも絶賛のようですが、
何でも実際に手に取って
確かめてみることの大切さを教えてくれるという点では、
いい教材になっています。

余談ですが、
映画「セブン」でスパゲティまみれになって殺される食欲の象徴を思い出しました。