いやはや、参りました

ついにベクセルの過去も明かされ、
クライマックスを迎える雰囲気がヒシヒシと感じられます。

原作小説のキャラを使いながら、
異なる印象の話を続けられることに違和感を覚えていた私ですが、

ここまで貫かれてしまい、
且つ説得力有る描写をされては脱帽です。
素直な感想として、
面白い。


圧倒的なモンスターの力の前に、
狩猟に失敗することも有る。
命を落とす者もいる。

「狩猟とは死闘」なのだとシリアスな面を真っ当に描いて、
且つエンタメに仕上げているのは凄い。

力と力の鬩ぎ合いによる命のやり取り、
それも確かに一つのモンスターハンター。


個人的に惜しむらくは、
やはり原作有りきのキャラクターとの比較をしてしまう辺り。

原作小説も好きだっただけに、
その違和感が拭い切れていない個人的な心情での星４です。

これが純粋に原作抜きのこのコミック評価なら、
もうこの辺りで私は星５にしていたと思います。

もうね、
全然違う話なんだし、
オリジナルでやってくれてたら妙なブレーキ掛からず星５にしてたと
思うんですよね……（苦笑）。
それほどに、
面白い。