エッセイにしてグルメ本にあらず(念のため)
この著者の出版物全般に言えることですが、
グルメガイドと思って購入すると間違いなくハズレます。


理由その一。

この著者が連発する「ステキ」という基準は、
1に値段(ワンコインが基準かな)、
2に値段、
3、
4がなくて5に分量(ご飯おかわり自由を嬉しそうに語ります)で、
味の方はたぶんそっちのけという感じなんですよね。

なんか、
貧乏下宿学生の価値観をそのままを引きずっているといいましょうか。

たとえば、
別著で明大前すずらん通りの定食屋を紹介するのに、
料理の味も店の味わいもある「S州屋」ではなく、
その向かいの冷食でコストを抑えた学生向けワンコインの「お○くろ」を選択するあたり、
まさにこの方の真骨頂と膝を打つ半面、
センスがないなぁ、
と苦笑した次第。


理由その二。

紹介する店のポリシーに一貫性がないんですよね。

昭和の面影を残す、
今行っておかないと後継者難や再開発でいつ廃業になって後で後悔するかわからないような店にこだわるでもなく(平気でチェーン店のレポートも入れますよね)、
昼から酒が飲めるようなディープな食堂居酒屋的スポットにこだわるでもなく(たしかこの方下戸でしたよね)、
ただ日常生活で入店した店を無節操かつ無理やりに「定食(的)」とこじつけてレポートしている感じ。

しかも店選びのセンス・嗅覚がないというか、
ズレているから、
この著者が「ステキ」と絶賛していても推して知るべしで、
わざわざ足を延ばして行くとがっかりすること必定でしょうね。


では、
それでもなぜこの著者の著作を欠かさず読んでいるかといえば、
貧乏くささ、
いじましさが漂うレポートが、
エッセイとしては面白いから、
ということに尽きますね。

往年のサラリーマン漫画「ショージ君」の世界観と言いますか…(作者の東海林さだお先生自身もフードエッセイの大家でいらっしゃいましたね。
しかも、
著者も本書で先生への献辞まで記しています)

さて本書。

もともと「立ちそば」という“安い”“早い”に特化したジャンルゆえ、
いつもの貧乏くささはあまり目立ちませんが、
それでも実食レポートのもり・かけ占率が高めなのはこの著者の真骨頂でしょうか。
立ちそば大全

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