不正確な点が多すぎる
十年来PM2.5研究を続けてきている者です。
普段は書評など書かないのですが、
本書にはあまりにも不正確な点が多く、
また昨今では日本の科学技術界への不信を招くような事件も起こっていることから、
黙って見過ごすことができず今回筆を取りました。


タイトルにも書きましたが、
内容に不正確な点が多すぎる本です。
もちろん科学的に正しい部分もあるのですが、
不正確な点が多すぎて、
もはや一冊の本としては信用できないものになってしまっています。


ご自身で書かれている通り、
著者の方のご専門は放射線だそうですが、
私の印象では、
PM2.5については素人としか思えません。
付け加えれば、
著者の方は博士(理学)、
博士(医学)をお持ちですが、
医師ではないはずです。


帯の煽り文句もひどすぎますが、
一般に言って本の帯というものは著者の意図とは関係なく作られてしまうものなので、
ここではこれ以上は言いません。


「不正確な点」と判断される箇所は、
例を挙げれば以下の通りです。

------
p.17 「これがPM2.5の正体だ!」として電子顕微鏡の写真が2枚掲載されているが、
どちらも数十μm以上の粒子が多く、
何の写真なのか全く不明。
少なくとも一般環境大気中で採取されたPM2.5の写真ではない。


p.20 「中国のPM2.5の基準値」という表が掲載されているが、
1級と2級の解釈が間違っている。
正しくは、
1級は環境保護区域として特別に指定された地域のことで、
2級が一般の都市の基準である。


p.26-27 「中国では人為由来と自然由来の(PM2.5の)比率が4:6だが、
日本ではその比が2:8と自然由来の比率が高まる」という記述があるが、
その根拠が不明。
もしそうであれば、
データを示すべき。


p.28 「日本にはPM2.5を発生させる自然的要因がいまのところ火山活動に限られている」という記述があるが、
正しくない。
地表の粉じんの巻き上がりもあるし、
植物から発生する揮発性有機化合物からの二次生成も無視できないはず。


p.37
ここまでわかったPM2.5本当の恐怖―謎の物質を科学する

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