シリアスっぽい展開だけはやめてくれ

最近の話はわりと面白かったり、
女子が可愛かったりと、
個人的に好きな部分もある。
リヴァイ班が好きなので、
原作で会えなくなった今、
この作品にわりと出番があって嬉しい。
(なぜかリヴァイとは一切絡まないが・・・)
キャラの見た目やら恋愛関係やらについては、
原作ファンから文句が出ても仕方ないとは思うが、
それはあくまでスピンオフという別物なのだから、
私はそんなに気にならない。


ただどうしてもキツイのが、
たまに入る「シリアスっぽい展開」。
前巻のエルヴィン編、
空気の悪さすら感じた運動会編、
そして今巻の長々と続く、
地獄のエルヴィン編その2。
エルヴィンとエレンのやり取りでは、
完全に読んでるこっちは置いてけぼり状態。
シリアスだけれど、
それをつい笑ってしまうような、
シリアスな笑いには繋がらない。
良い話だなー、
とも思わない。

「コメディなんだからシリアスは一切禁止！」とは言わない。
でも、
ただでさえ普段からボケたりツッコんだりなどの「分かりやすい笑いシーン」が少ないのだから、
せめてこういう展開はやめて欲しい。

大笑い出来なくてもいいから、
学生を楽しむエレンたちに和んだり、
ついクスッとくるようなシーンがあればいい。
コメディなんだから。