ハードは秀逸でも

確かにバッテリーの持ちなどスペックはすごいの一言。

カタログだけを見たら、
性能といい価格といい、
まさに買いの一品であること間違いない。

ですが以前に使っていたガーミン10Jと比べたら、
誰がこの時計を企画したのか、
その人はマラソンを一度でも走ったことがあるのか疑問に感じる。

造っている人現場の人は技術で一流、
一生懸命やっているのに、
企画とかにあたるトップの頭を、
ひいてはエプソンという会社に対して疑問を感じてしまう時計でした。


買ったときは気づかないのですが、
走ってみて使ってみて、
やはりガーミンという会社はすごかった。

その企画力を持ってGPSウォッチの世界を牛耳っているんだろうな、
と実感しました。


・まず、
時計の操作に対して
説明書がついてるけど、
操作をする人の視点になっていない。

使う側がちゃんと説明書を読めばいい話だろうが、
時計を見てどうレコードを保存するか、
取説なしで操作できる人はいないだろう。

ガーミンなら、
ストップを押せば、
中断なのか保存なのか破棄なのかちゃんと聞いてくる。

ユーザーは上下で選択し、
決定するだけ。

「なんとなく」で使えてしまう。

この説明書を必要としない、
というのはスポーツの中では大切な要素だと思える。

ボタン長押しという操作は、
設定変更や電源オフといった普段使わないところに割り当てるべき。

すくなくともレコードの保存という普段の操作に必要なのは、
根本的な企画という段階で間違いと思える。

もしくは、
ガーミンになりたくない一心だろうか。

いいところはどんどん取り入れたらいいと思う。

エプソンには、
素晴らしい技術力があるのに余計に残念。


NeoRunについて
もうこれは、
創造力というかソフトウェアでもったいないとしかいいようがない。

走った結果をFacebookに公開するランナーは多いと思うが、
ガーミンコネクトは地図付きなのに対し、
NeoRunは素っ気ない文字だけ。

しかも、
マップを公開しようとすればスクリーンショットか、
URLを貼り付ける必要がある。