「動き」が心理と生理に働きかける
初めて春木氏を知ったのは『マインドフルネスストレス低減法』という本でした。

したがって、
本書もマインドフルネスの入門書的な位置づけなのかと思いきや、
実際に読んでみると、
著者の思想が全面に押し出された、
極めて独創的な内容でした。


本書の中では、
それまで常識的とされていた「心身相関」という二項関係に、
新たに“動き”という要素が加えられて、
「相互に影響を及ぼし合う三項関係」のパラダイムが提唱されています。
非常に斬新な考え方ですが、
奇をてらった内容ではなく、
行動療法の大家が書いているだけに説得力があります。


著者の主張を簡単にまとめると、
以下のようになります。

・進化的には始めに末梢の身体があったのであり、
脳(中枢)が先にあった訳ではない。
現代の主流となっている脳一元主義へのアンチテーゼ。

・「動き」と「心」と「身体」は相互に連関したダイナミックな関係にある。

・ストレスに対処するためには「心」のみを扱うのではなく、
心身統一的なワークを用いるべきである。


著者はレスポンデント反応とオペラント反応の両方の性質を備えた「レスペラント反応」という言葉を創作し、
「レスペラント反応」として、
呼吸反応、
筋反応、
表情、
発声、
姿勢反応、
歩行反応、
対人距離反応、
対人接触反応の8つを挙げています。

個人的には呼吸、
筋弛緩、
姿勢が心理状態や生理状態に影響を及ばす点が、
日常生活における応用可能性という意味で重要なのではないかと感じました。

ちなみに私は本書を読んで、
影響を受けてから、
朝と晩のストレッチを欠かさず行なうようになりました。


実証的な研究に基づいて書かれている部分もあれば、
自然科学の限界についても触れられており、
バランス感覚が優れています。

第11章では、
心身統一のワークも絵入りで解説されています。
ただし、
ページ数が少ないので、
ワークをより詳細に知りたい場合には著者の他の著作を参考にする必要があるでしょう。


新書なのに内容が濃いです。
専門的な記述だけでなく、
一般向けの平易な文章で書かれた箇所も多いです。
“心と身体の健康”に興味のある人に、
お勧めしたい本です。
動きが心をつくる──身体心理学への招待 (講談社現代新書)

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