やっぱり子供向け、でもそれだけじゃないような。

これは、
上野瞭さんの解説含めてよかったです。


世間一般に、
そして私は特に、
最近小説を読んだり映画を見たりするときに「その物語の意味する物はなんなのかとか、
メッセージは何か」っていうのに集中してしまって、
物語本来の面白さを味わいそびれてしまっているところがあると思うんです。
解説にもそういうことが書かれていて、
岡田さんの物語はそういう物語本来の面白さを描こうとしてるって。


これ、
とってもとっても大切なことだと思います。


そういう意味では、
やっぱり子供向けですね。
岡田さんの作品に関して言えば、
ドキドキワクワク感は、
子供の方が断然感じることができると思います。


その視点で言えば、
私たち大人は、
物語の意味やメッセージを心行くまで感じとってもいいかな、
って思います。


やっぱり子供たちに読んでほしい物語です。
とってもよく出来たお話だと思います。
私も子供の頃に読みたかったです。