あの日に何が起こったのか!
非常に読みやすい平易な日本語で、
日本の現在を決定づけた緊迫した数日間を追うノンフィクション。
歴史学の専門家から見れば批判もあるかもしれませんが、
歴史読み物としてはこの「分かりやすさ」は特筆すべきものです。


東北大震災以降、
日本の政治に不信感を持つようになった方は多いでしょうが、
一体何でこの国はこんなになってしまったんだろうということを考える上で「いかにして終戦(敗戦ですが)を迎えたのか」を知ることの意義は大きいでしょう。


ポツダム宣言、
2つの原爆と玉音放送の間に、
一体日本の中央ではどんな経緯があったのか。


私などは寡聞にして、
「宮城事件」というクーデターが起こり、
一時は皇居が反乱兵に乗っ取られたという事自体知りませんでした。
近衛師団長と参謀が惨殺されたものの、
政府要人に被害が出ておらず、
天皇陛下へも直接は影響がなかった(ぎりぎりのところでしたが)ものの、
ロクな準備もなかった筈なのに二・二六事件に匹敵するほどの危険な事態で、
ほんのちょっとした幸運がなければ、
玉音放送は阻止され、
甚大な混乱をもたらすところでした。


「日本」という国家がある意味、
弱り切って、
最も脆弱であった瞬間かもしれません。
現代を生きる身からすると文字通り「隔世の感」ですが、
「血気盛んな青年将校」というのが実に危険極まりなく感じます。
これだけの人々が必死に「国体」を護持するため、
奮闘しているというのに、
吹けば飛ぶような脆さを露呈しています。


終戦の時局を担当したのが鈴木貫太郎内閣ですが、
これは歴史の必然といいますか、
この総理にしてこの閣僚でなければ、
「終戦」することは不可能だったんではないか、
とつくづく思われます。


できれば終戦記念日の前後に、
日にちを合わせてお読みになると、
季節感や時間経過が把握できて面白いかもしれません。


もともとは出版社の意向で、
当時著名であった大宅壮一の名前で出版され、
映画化もされたものですが、
30年後に実際の著者である半藤一利名義で書き直された改訂版です。
日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日

その他の感想

デザインがカッコよくシンプルなスティックケースです。
トランプは最後の審判を告げるイスラフェルかも?
使用チップがバラバラです
満足100%
経済・ビジネス中心で、「お金になるか」の視点がどぎつかったです
強力キープ
ひさしぶりに
眞澄
全31曲(タブ譜)
漫画家としても非凡だった
安定期に入ったソウルシンガー。
ラジカセ用
ありがとうビクター
便利に使ってます
ドラゴンは強そう。
別のメーカーより高級感があったのでzotacの方を買わずelsaを購入
孫からのお礼の電話
ケースが・・・・
給与袋に・・・
Brilliant.
個人的には満足です
ハイパーエレクトロから都会的な大人風まで多彩に詰め込んだ宝箱!
問題なく、満足です。
酷過ぎ
この本への評価が分かれる理由
レゴデビューには、これがオススメ!
あんまり
ちょうどいい大きさでした
まさにブラボー!感動をありがとう。
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