いまだに「現象学」解説書のNo.1
現象学関係の解説書は多いが、
コンパクトで網羅的で、
的確で、
しかも原典から「逃げない」で真正面から語る本書は、
いまだに群を抜いたNo.1。
虚しい気取りもなければ、
「分かりやすさ」を意識した嘘の要約もない。
かといって、
不安に駆られて引用に継ぐ引用で、
何がなんだかわからない、
ということもない。
安易に生活世界や他者論とやらに逃避行もしない。
フッサールの「方法論」に徹底的に付き合うスタンスは、
哲学者だなあ、
と感心した。
個人的には、
「第一哲学」の転換(非デカルト的方法)の説明は興味深かったが、
改めて、
フッサールがこの地点でピークを過ぎたという考えに確信を持った。
本書には、
もう少し、
「論研」に長く付き合ってほしかった。
現象学の動機というか、
成立過程は「論研」にあって、
「イデーン」において、
現象学の体裁を整え、
用語も本格化するが、
すでに、
思考のピークが下り坂の気配がする。
「危機」書で、
直観による現実との繋がりが忘れられ、
数学的な操作が自立化していくことに、
科学の危機を唱える辺りは、
古くはヘーゲルの「精神現象学」の序論や「自然哲学」でも語られており、
今更の感もあり、
そもそもその問題点を埋めるべく思考するのが哲学なのだが。


という感じが否めない。
本書を手にしてその思いが強くなった。
ハイデガーとの対質は本書のもう一つの読ませる場面だ。
しかし、
ヘーゲルとの比較や、
メルロ・ポンティたちとの比較は、
今となってはおもしろいテーマではないが、
それも本書の研究があればこそ言えることだと思う。
現象学とは何か フッサールの後期思想を中心として (講談社学術文庫)

その他の感想

夢は信じ続ければ叶うもの
天使アルバム
中性洗剤で水洗いできません
当時の挿絵付き全集 
普段の買い物にも使える最適
主演の演技に引き込まれました
コストパフォーマンスがいい商品です
しっかりした作りでよいです
音はいいが断線しやすいので注意
エアコンの効きすぎ防止
いっちゃん
ラズパイ最新モデル3ModelB+のコンプリートキットです
とにかくタフ!
指紋がベタベタ付いて、落ちにくい。
良いですよー
癌の原因を教えてくれた唯一の先生です。
並列配線(4k対応分配必要です。)
分かりやすい!読みやすい!
1時間、涙が止まらない!
条約
写真かと思った
ささくれが・・・
重いコンピュータ用に重宝。
義理人情よりも「喜劇」に振り子を振った作品
ドキドキ・ワクワク!胎教にも!
オオカミの恐さ、意地悪さ、悪役さがこれでもかと出ていていい!
実践には使えません
学生だけでなく教職員にもオススメ
戻る