今の時代の子供はしんどい
 地方公務員、
国家公務員、
公立大学教員というコースで転職してきた人が、
親として子供を育てるにあたって子供につけるべき学歴はどういったものが良いのか考えて出した結論について書いた本です。


 ですから、
「親・官僚・大学教授の立場から見つけた真実」という副題は、
意味的にはこの本の内容を表してはいません。

「親」としては、
真剣に子供につけるべき学歴について考えているわけですが、
その結果子供がちゃんと食えるようになったかについては、
まだ全然結果が出ていないのです(お子さんはまだ大学にすら入学していません)。
彼の提言が正しいかどうかは、
何一つ証明がない状態です。

「官僚」としては、
確かに彼は官僚でしたが、
文部科学省の官僚ではなく、
旧・労働省の官僚で、
官僚として学校行政にはかかわっていません。

 また、
大学教授としては、
たった一校県立大学で教鞭をとっただけで、
いわゆるレベルが違う大学をいくつか回って、
学校の違いが学生の就職にどう影響しているか確認したわけではありません。


 そういう状態での彼の提言は、
「東大さえ出れば安心という時代は終わったが、
しかし東大の価値はあがった」というものです。


 わたしも著者と似た経歴、
あまり良くない大学を出て、
学歴ロンダリングを経由、
周り中が東大卒のような就職先に就職という経験をしているため、
彼の提言にはうなずけるものが多かったです。

 無理をして勉強ばかりして東大を出るより、
スポーツもやって根性や体力も鍛えた慶応卒の方が最後は勝つ可能性があるとか、
誰もが大学を出ることができる時代だからこそ、
どの大学を出たかが重要になるという意見はもっともだと思います。

 が、
そういった考えを持つ時、
常に思うことは、
わたしのような特殊な経歴を経る人間は少数派であり、
それゆえ、
わたしにできたから皆もできるんだという考えを持ってはいけないのではないかということなのです。


 東大を出たからといって安心できるわけではない。
もちろん東大は有利だ。
だが、
その少し下程度の大学からなら、
東大を抜くこともできる。
だから根性と持久力をこそ鍛えろという結論を、
皆さんはどう思うでしょうか。
食える学歴 (扶桑社新書)

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